美肌の大敵”乾燥”
毎度悩まされている方も少なくないのではないでしょうか?
特に秋冬になると空気も乾燥し、いつもよりも更に乾燥が気になりますよね。
「同じスキンケアなのに肌がカサつく・・・」
「乾燥のせいでメイクノリも悪い・・・」
「全身に潤いがない!」
そんなことを思っていませんか?
その乾燥、実はスキンケア以外に生活習慣も関係しているかもしれません。
このまま放っておくと、肌トラブルが進行して大変なことに・・・
更に乾燥は風邪などの体調不良にも繋がるので、しっかりケアをしていくことが重要です。
そんなことになる前に、原因と対策をしっかり知って今日から実践していきましょう!
今回は乾燥に負けない対策方法をご紹介致します♩
乾燥の要因
一般に皮膚の潤いは、皮脂・天然保湿因子・細胞間脂質という3つの保湿因子によって一定に保たれています。
ところが、これらの3つの保湿因子がターンオーバーの乱れや加齢などが原因で減ってしまうと、角層の水分も減少し、皮膚がひどく乾燥した状態になります。
乾燥する原因として
- 間違ったスキンケア
- 間違った入浴方法
- 食生活の乱れ
- 冷房・暖房の長時間利用による空気の乾燥
- 紫外線によるダメージ
- 睡眠不足
など様々。
きちんとスキンケアしているつもりなのにお肌や体の乾燥がなかなか改善されない・・・
という方は、生活習慣から見直さなければなりません。
また、正しいと思っていたスキンケアも実は間違っていた、なんてことも少なくありません。
乾燥する秋冬は保湿面で特に注意が必要です。
どのように対策していけばいいか見ていきましょう!
乾燥要因の改善
上記であげた要因はどのように改善していけばいいのか?
実はそんなに難しいことじゃないんですよ。
基礎的なことをしっかり行えば防ぐことができます!
早速要因の解決方法を1つずつ見ていきましょう。
間違ったスキンケア
「洗浄力の強い洗顔料やクレンジングを使えば汚れも落ちるしスッキリする!」
「こすり洗いをすればしっかり落ちる!」
「化粧水だけつけて保湿されるでしょ!」
そんなことを思っていませんか?
洗浄力の強いものや、こすり洗いなどの過度な洗顔は、汚れ以外にも肌の油分が奪われるとNMFという天然保湿因子が洗い流されたり、水分が蒸散しやすくなり、肌は乾燥します。
◎スキンケアの改善方法
- 洗浄力の優しいクレンジングや洗顔料に切り替える
- よく泡立て、肌に指が直接触れないように優しく、泡で洗うイメージで洗顔する
- ぬるま湯洗顔
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クレンジングや洗顔のススメ
シートタイプやオイルタイプは洗浄力が高い分、肌への負担がかかり乾燥しやすくなってしまいます。
クレンジングはミルク、クリームタイプがお肌に優しくてオススメです。
クレンジングに時間をかけすぎてしまうと肌への負担がかかるため、1分以内でサッと済ませましょう。
洗顔時はゴシゴシ洗うとお肌を傷つけてしまったり、やりすぎると皮膚が伸びてたるみの原因にもなりかねないので、指に力をかけずに泡で洗うイメージで優しく。
クレンジングも同様です。
熱すぎるお湯での洗顔やクレンジングも肌への刺激が強すぎるため、体温よりも少し低めのぬるま湯を使用するとそのあとのスキンケアの浸透もよくなりますよ!
◎乾燥に効く化粧品の成分
スキンケアでは保湿成分が多く配合されているものを選ぶと乾燥を防ぐことが出来ます。
乾燥肌に最も適している成分は、細胞間脂質の主成分に当たり肌のバリア機能と保湿効果が期待されるセラミドが配合されているものを積極的に選ぶと◎
特に、ヒト型セラミドは乾燥肌にとても効果的です。
セラミド1、セラミドNPと表記されているものがヒト型セラミドなので、積極的に取り入れてみましょう。
セラミドは油となじみやすい性質なので、油分の多い美容液、クリームで取り入れると効果を実感しやすいですよ!
その他にもコラーゲン、ヒアルロン酸も乾燥を防ぐ効果が得られます。
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☆オススメクレンジングオイル☆
カバーマーク/トリートメント クレンジング ミルク
200g/¥3,300
お肌にも優しく、肌に滑らかに馴染みながらメイクを溶かすように落とせるミルククレンジングオイル。
洗いあがりもしっとり滑らかです。
アクセーヌ/ミルキィクレンズアップ
120g/¥3,080 200g/¥4,180
乳液タイプのクレンジングで、優しく撫でるだけで角質までしっかり落とせます。
肌に負担をかけずに落とせるので、敏感肌の方にもオススメ!
☆オススメスキンケア☆
肌をうるおす保湿スキンケア/保湿浸透水モイストリッチ
110ml/¥990 120ml/¥1,540
低刺激で保湿性重視の化粧水。
ヒト型セラミド配合なので肌にのせた瞬間もっちりし、翌朝まで潤いキープします。
白漢しろ彩(SHIROSAI)/白漢しろ彩 セラミドリッチクリーム
30g/¥8,140
肌のバリア機能を高めて乾燥や赤みをケアするしっとり高保湿のセラミドクリーム。
潤い成分のヒト型セラミドがしっかり浸透し、乾燥知らずのお肌に。
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間違えた入浴方法
寒い時の入浴は身体も温まるしリラックスできていいですよね。
しかし、間違った入浴法をしてしまうと乾燥を引き起こし更には女性の大敵”冷え”まで・・・
肌以外にも体まで乾燥してしまうので、間違えた入浴法をしている方は今すぐに見直しましょう!
◎入浴の改善方法
- 38~40℃のぬるま湯に10~15分ゆっくり浸かる
- 保湿成分入りの入浴剤を使用する
- 体を洗うときは柔らかいタオルor手で優しく
- 上がった後はすぐに保湿!
◎乾燥しない入浴方法
特に寒い時期は熱めのお湯に使って温まりたいと思う方も少なくないはず。
しかし、40℃以上の熱いお湯は、肌の保湿成分”セラミド”が排出されやすくなってしまうため乾燥しやすくなってしまいます。
また長風呂も保湿成分を奪ってしまうので、ぬるま湯に10~15分ゆっくり全身浴することで湯冷めもせず肌の潤いをキープすることができます。
それでも乾燥が気になるという方は、保湿成分入りの入浴剤を使用することで上がった後も肌の潤いがキープできますよ!
◎体を洗うときは?
お風呂に入ってまず最初にゴシゴシ体を洗っていませんか?
入浴する際は、先に体を洗ってしまうと汚れの他に保湿成分まで剥がれ落ちてしまうので、お湯に浸かった後肌が柔らかくなってから洗うようにしましょう。
そうすることで毛穴も広がり汚れも落ちやすくなります!
洗うときにナイロンタオルなど、固めのタオルでゴシゴシ洗うのも肌を傷つけてしまうのでNG。
柔らかめのタオルを使用するか、素手で優しく洗うと肌を傷つけることなく洗いあがります。
◎上がった後の保湿が重要!
お風呂から出たあとは一気に乾燥が進み、20~30分ほどで入浴前より乾燥する「過乾燥」という恐ろしい状態になってしまいます。
お風呂上りすぐ、またはバスルームにいるうちにボディケアを済ませてしまうのも◎です。
水滴が残っている状態の肌にボディオイルやクリームを馴染ませて保湿しましょう。
入浴後は顔は3分、体は15分以内の保湿が重要です!
☆オススメ入浴剤☆
バブ/エピュール ローズマリー&ユーカリの香り
※価格は店舗により異なります。
代謝を高めて血行促進させる超微細炭酸入浴剤。
冷えや疲労回復にもつながり、日々の疲れを癒します。
ミノン/ミノン薬用保湿入浴剤
※価格は店舗により異なります。
まるでクリームがお湯に溶け込んだようななめらかな保湿入浴剤。
香りも良く、肌に優しくしっとりと馴染むので、敏感肌の方やお子さんとの入浴もしていただけます。
ニベア/ニベアクリーム 青缶
※価格は店舗により異なります。
身体はもちろん、顔など全身どこにでも使える万能ニベアクリーム。
素肌のうるおいを保ち、お肌の乾燥を防ぎます。
お風呂上りにもササっと手軽に塗れて保湿にぴったり!
食生活の乱れ
スキンケアをいくら頑張っても、食生活などの生活習慣が乱れていると意味がありません。
内側から整えることで乾燥を防ぎ、保湿力を高めることができます。
乾燥にはもちろん、美肌効果も見込まれるので積極的に摂取してみましょう。
◎タンパク質
- 肌の生まれ変わりを促進し、ターンオーバーを正常に行わせる。
- 身体のベースを整えて健康的な肌へ導く
主な食材:肉類、魚類、卵、大豆、乳製品など
◎オメガ3系脂肪酸
- ホルモンや細胞膜の材料となり、美肌を保つ
- 肌の保湿機能を改善するセラミドの材料となる
主な食材:アマニオイル、えごま油、青魚など
☆青魚をなかなか取れない方は、サバやツナ缶などで補うと◎
◎ビタミンA
- 肌のターンオーバーを活発にする
- 皮脂膜や天然保湿因子の先生を促し、皮膚や粘膜のうるおいをキープ
主な食材:レバー、うなぎ、卵、ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜など
◎ビタミンB群
- 肌のターンオーバーを正常に保つのをサポート
- 皮膚や粘膜の健康を維持し、肌荒れを抑える
ビタミンB2の主な食材:レバー、豚肉、うなぎ、納豆、牛乳など
ビタミンB6の主な食材:レバー、さんま、まぐろなどの魚類、卵、大豆製品
☆ビタミンB群は水溶性なので、茹でると水の中に栄養素が溶け出してしまうので要注意です。
◎ビタミンE
- 血液の循環をよくして、肌の新陳代謝を活発にする
- 肌のバリア機能を高める
- 高い抗酸化作用があり、細胞へのダメージを防ぐ
主な食材:ごま、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカド、すじこ、あんこうの肝など
☆ビタミンEと同じく抗酸化作用があり、ビタミンAやCと一緒に摂取すると、相乗効果でさらに乾燥を防ぎ美肌に!
◎ビタミンC
- コラーゲンの合成を促進する
- 体内の活性酸素を取り除いたり、酸化したビタミンEを元に戻す
- 美肌や保湿、アンチエイジングにも効果的
主な食材:いちご、キウイなどのフルーツ、野菜
☆ビタミンCは加熱に弱いので、生で食べるのが理想。
また空気に触れると酸化しやすいので、食べる直前にカットしましょう。
☆オススメビタミンサプリ☆
DHC/ビタミンBミックス
30日分/¥247 90日分/¥648
ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸のビタミンB群全8種類にイノシトールをプラスした総合サプリメント。
飲み続けることでニキビが減った実例が多数あります。
DHC/ビタミンC(ハードカプセル)
30日分/¥270 90日分/¥679
さまざまな働きがあるビタミンCを531mgを配合。
その働きを助けるビタミンB2をプラス。
美白、風邪、口内炎などの予防にも効果ありです。
冷房・暖房の長時間利用による空気の乾燥
暑さや寒さ対策には冷房、暖房は欠かせないですよね。
特にこれからの寒い季節は暖房をつけっぱなしやコタツに入ってうっかり寝ちゃったなんてことも。
体内の水分がカラカラになり、お肌や体が乾燥してしまいがち・・・
お家やオフィスでの乾燥対策を見ていきましょう。
◎加湿器を置く
大きいサイズから小さいサイズまで様々ありますが、自分の近くにおけるミニサイズがオススメ。
どこにでも持ち運ぶことが出来ていいですよ。
快適湿度40~60%をキープできる状態がベストです。
◎観葉植物や水の入ったコップを置く
根から水分を吸って葉、土から水分を蒸発させる効果があり保湿されます。
またコップなどに水を入れて置くだけでも若干の加湿効果が得られます。
◎マスクをする
マスクをすることで保湿され、ほうれい線やしわ対策が出来ます。
濡れマスクを使うことで更に潤うのでこれからの時期にはオススメです!
◎化粧水ミストを吹きかける
メイク直し、お肌の乾燥が気になるときは、ミスト状の化粧水で保湿を。
シュッとひと吹きでお肌が保湿され潤います。
持ち運びが楽なミニサイズも多く販売されているので、一つ持っておくと便利です。
◎メイク直しは乳液でふき取り
乾燥してしまった肌はメイク直しもしにくく、重ねてもヨレやすくもうどうしようもない状態に。
そんなときは乳液で半顔メイク落とし!
コットンに乳液を少量つけて目から下のメイクを落としていきます。
メイク落としも乳液だと肌に優しくメイク落としもしやすいし、しっかり潤うので乾燥も防ぎますよ。
また、こまめに消して、またつけてというのを繰り返すし、長時間あたらないことを心がけましょう。
☆冷房・暖房の乾燥による予防グッズ☆
Joyhouse/卓上加湿器
¥1,980
コンパクトサイズなので持ち運びも便利。
乾燥はもちろん、臭い、ホルムアルデヒド、P2.5も予防することができます。
&be(アンドビー)/ハイコンセントレイト VC ミスト
60ml/¥1,980 120ml/¥3,080
肌のうるおい、キメ、ハリツヤ、透明感全てを叶える美容液仕立てのミスト化粧水。
乾燥しきったお肌の内側まで入り込み、1日中潤い感じる肌へ。
紫外線によるダメージ
大敵、紫外線は浴びすぎてしまうと肌に多くのデメリットが。
紫外線は肌の水分を一気に奪い取り乾燥します。
シミ、そばかすだけでなく、ハリや弾力までもが失われてしまうんです。
夏の日差しの強い時だけしか紫外線対策してなかった方、今すぐ改善を!
冬の雪が降る季節も紫外線は多いんです。
紫外線は年中あるので対策が必要なんです。
対策方法を見ていきましょう。
◎日焼け止めをつける
まずは日焼け止めを塗らなければ始まりません!
日焼け止めは一番身近にある紫外線対策といえます。
UVケア化粧品にはお肌へUV-A、UV-Bを防ぐ効果を分かりやすく示した「サンケア指数(SPF・PA)」があります。
少しでも日焼け止めを利用したことのある方だと見たことがあるのではないでしょうか?
SPFとはUV-Bを表す数値で、赤くなってヒリヒリする日焼けを起こすまでの時間を何倍にのばせるかの目安です。
隣についてる数値は、紫外線を浴びてから日焼けしてしまうまでの時間を(個人差があります)その数値分遅らせることができるという意味です。例えば、SPF50だと50倍遅らせることが出来ます。
普段紫外線を浴びる時間が長ければ長いほどSPFの数値が高いものを使うといいでしょう。
また、PAとは、UV-A防止効果を表したものです。
+が多いほどUV-Aに対する防止効果があります。
メモ
- PA+ 効果がある
- PA++ かなり効果がある
- PA+++ 非常に効果がある
- PA++++ 極めて効果が高い
高ければ紫外線の防御率は上がりますが、肌への負担も大きいのは事実。
普段あまり外出しない方は、SPF、PA共に低いものを選んでも問題ありません。
自分の生活にあった日焼け止めを選ぶことが重要になります。
日焼け止めの顔に塗る使用量はパール粒2個分もしくは1円硬貨大2個分ベストです。
賢く塗って乾燥を防ぎましょう。
◎黒い日傘を使う
日傘は紫外線を気にする方の強い味方。
紫外線を気にするなら、日傘はだんぜん黒。
実際に、色によって紫外線のカット力に違いが出るからです。
白よりも黒い方が紫外線を吸収します。
白い傘は紫外線を乱反射させてしまうため、傘の下まで紫外線が届いてしまうのです。
そのため、紫外線吸収率の最も高い黒の日傘を選ぶことが重要です。
また、遮断日傘の効果は約2~3年ほど。
定期的な買い替えをオススメします。
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☆オススメ紫外線カットアイテム☆
アネッサ/パーフェクトUV スキンケアミルク
※価格は店舗により異なります。
スキンケアする最強UV。
ウォータープルーフなので汗・水にも強く、日差しの強い日でも焼け知らずです。
睡眠不足
美肌への早道は睡眠といわれています。
1日の睡眠の流れは、深い「ノンレム睡眠」と浅い「レム睡眠」を交互に繰り返します。
この2種類の眠りを合わせた約90分が1セットになります。
睡眠直後約3時間の深い眠り時に美肌には不可欠な成長ホルモンの分泌が最も活発になり、健康な肌を作り上げていくことができるのです。
しかし、睡眠不足やレム睡眠が続いてしまうと、ターンオーバーを促す成長ホルモンが減少し、サイクルが乱れてしまいます。
そのため、肌の角質層内にあるセラミドなどの細胞間脂質が十分に作られなくなり、乾燥などの肌荒れに繋がってしまいます。
睡眠不足や質の良い睡眠をとるための対策方法をご紹介します。
◎照明は消すこと
夜、強い明りを浴びると睡眠を安定させるメラニンが分泌されなくなります。
良質な睡眠の妨げになるので、夜は暖色系の明かりにし、寝る前には照明を落としましょう。
◎就寝1時間前にはテレビや携帯の使用を控える
直前まで携帯電話を使用していると画面から出るブルーライトの影響で睡眠を安定させるメラトニンが分泌されにくくなってしまいます。
眠りにつく1時間前には電子機器の使用を控え、脳に刺激を与えないようにしましょう。
◎睡眠前の入浴はぬるま湯で睡眠を促す
睡眠前の入浴は38~40℃ほどのぬるま湯に浸かることでリラックスしてるときに働く副交感神経が働き、体がリラックスできます。
先ほどもご紹介したように、長くても15分ほど全身浴でゆっくり浸かることで体の芯から温まります。
逆に、熱めの湯に浸かってしまうと興奮や緊張しているときに働く交感神経の働きが高まり、神経が覚醒してしまうため、熱めの湯に浸かる場合は2時間以上あけましょう。
◎就寝前はカフェインを控える
コーヒー、緑茶などに含まれるカフェインは、脳を刺激し覚醒させます。
就寝前は控えるようにしましょう。
のどが渇いたときはノンカフェインのものやホットミルクを飲むか、眠気を誘うハーブティーやカモミールティーをゆっくり飲むとリラックス効果が出て、質の良い睡眠をとることが出来ます。
◎アロマオイルでリラックス効果を
ラベンダーやマンダリン、カモミールなどは精神を安定させる香りといわれています。
寝る前の枕元に置いておくと、リラックス効果で良質な睡眠をとることができます。
自分が心地よいと感じる香りで部屋を満たすのがいいでしょう。
☆睡眠不足解消オススメアイテム☆
ニールズヤード レメディーズ/グッドナイトピローミスト
¥3,080
眠りの浅い人や睡眠の質を上げたい方に。
枕にシュッとひと吹きするとリラックス効果で上質な眠りを導きます。
AVEDA/コンフォーティングティー
オーガニック認定のリコリスやペパーミントなどをブレンドしたアロマティックなハーブティー。
リコリスの天然甘味がおいしく、何度も飲みたくなります。
乾燥が進むと敏感肌になる?!
乾燥肌を放置して進行させてしまうとしわやかさつきはもちろん、ターンオーバーの乱れや天然保湿因子や細胞間脂質のバリア機能が低下し、働かなくなってしまいます。
※天然保湿因子・・・角質層内に存在するアミノ酸をはじめとする保湿成分。
※細胞間脂質・・・角質細胞間の隙間を満たして、外部からの刺激の侵入や体内の過剰な水分蒸発を防ぐ役割を担う。
(どちらもバリア機能の一部です!)
そのため肌の乾燥が悪化し、少しの刺激にも敏感な肌に・・・。
この状態が長く続くことで敏感肌になってしまうのです。
乾燥が進んで肌がピリピリしたり、赤みを帯びている場合は敏感肌の証拠です。
その際は現在のスキンケアを見直し、低刺激のものに変えたり、クレンジングや洗顔なし過ぎなどの過度なお手入れを控えて肌を労わることが大切です。
こういった乾燥の悪化からなる敏感肌になる前に、日々の乾燥ケアはとても重要になってきます。
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なぜ乾燥する?正しい保湿ケアと必要なスキンケア成分
お肌の乾燥に悩んでいる方はとても多いです。
どんなものを使ってお手入れしたらいいのだろう?と考えた時、たくさんの成分を目にしますよね。
しかし、どの成分が何に効いているのかよく分からない…という方がほとんどではないでしょうか?
今回は【保湿】をテーマにどんな成分が効果的で、どんな働きをしてくれるのかお話していきます。
なぜ、お肌が乾燥するのか?
私たちのお肌は、健康な状態であれば、肌本来の力で水分を保持し、外部からの刺激からもお肌を守ってくれる『バリア機能』が備わっています。
このバリア機能は、お肌の1番表面の【角質層】という部分に大きく関わています。
この角質層は「角質細胞」と「角質細胞間脂質」から成り立っています。
レンガの壁をイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
角層細胞がレンガで、レンガの間を接着しているセメントが角質細胞間脂質です。
このレンガのような角質細胞の中にはNMF(天然保湿因子)が存在します。
NMFは水分を取り込んで抱え込む保水性に優れており、角質層に潤いを与える働きをしています。
また、セメントの働きをしている角質細胞間脂質はその40~50%がセラミドという成分で出来ています。
角質細胞間脂質は角質細胞の隙間を埋めて、外からの刺激から肌を守ったり、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。
また、角質層の上には、汗+皮脂から出来た天然の皮脂膜があり、この皮脂膜もお肌から水分が蒸発するのを防ぎ、外部からの刺激からもお肌を守ってくれています。
この角質細胞と角質細胞間脂質と皮脂膜の3つは、お肌の保湿にとってとても重要な働きをしており、その中の1つでも不足するとバランスを崩し、バリア機能が弱まってしまいます。
「乾燥」というトラブルはバリア機能が弱まることで起こります!
いくら高級な化粧品を使ってお手入れしても、このバリア機能が崩れていると全く効果がありません。
肌の表面だけをベタベタにして潤っているように見せかけるお手入れではなく、必要なものを補給し、さらに逃げていかないようにするお手入れをすることが大切です。
「保水」「保湿」とは?
保水と保湿の違いをご存知でしょうか?
「保水」とは、水分を肌に補給し、水分を保つことを言います。
スキンケアでいうと化粧水にあたります。
一方、「保湿」とはお肌が適度に潤った状態を保つことです。
スキンケアでいうと乳液やクリームでお肌に潤いを閉じ込めるお手入れです。
似ているようで、まったく違うお手入れで、どちらか一方ではなく、両方ともとても大切なお手入れになります。
保水・保湿のお手入れがしっかりと出来ていれば、肌トラブルが起こりにくいと言われています。
私たちは本来であれば、自分でお肌に潤いを保つ機能を持っているのですが、外部からの刺激や加齢などの影響で、自分の力だけできれいな肌を維持することは困難です。
正しい保湿ケアをして、ハリのあるみずみずしいお肌を手に入れましょう!
間違った保湿ケア
「お肌が乾燥しているから、たっぷりと化粧水をつけているの」と言われる方が多くおられます。
これ自体は間違ったお手入れではありません。
しかし、【お肌に水分を与えること=保湿】と考える方が多いですが、これは間違いです。
上でも述べたように、お肌に水分を与えるお手入れは「保水」です。
晴れた日の水たまりを想像してもらえると分かりやすいでしょう。
最初は水が溜まっていても、だんだんと乾いて蒸発しますよね。
これと同じで、化粧水だけのお手入れは、一時的にお肌を湿らせているだけです。
この水分をお肌にとどめておくことが出来て、はじめて「保湿」です。
さらに、化粧水だけでのお手入れは逆に乾燥が進んでしまう可能性があることをご存知でしょうか?
肌の水分は、蒸発して出ていくときに、肌の内部の水分も一緒に持って出て行ってしまいます。(過乾燥)
洗い物などの水仕事をしてそのままにしていると、手指が乾燥してカサカサになってしまったことはありませんか?
水分だけで保湿できるのであれば、水仕事をしているときれいになるはずですよね。
ですから、「化粧水だけ」でのお手入れはNGです。
では、「乳液」「クリーム」はどうなのでしょうか?
化粧水が水分であるなら、乳液・クリームは「油分」です。
乾燥はそもそも水分が足りない状態ですので、油分を補給しても改善されません。
クリームなどを塗ると、外からの刺激をブロックしてくれるので、かゆみやひび割れなどの痛みがなくなり、何となく状態が良くなったように感じます。
しかしこれは、保護しているだけで本当の意味での「保湿効果」はありません。
ですから、保水のための水分と、その水分を逃がさないための油分のどちらも補給してあげることが大切です。
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正しい保湿ケア
では、正しい保湿ケアとはどのようにするとよいのでしょうか?
まずは、基本的なお手入れの方法をお伝えしていきます。
正しい洗顔
スキンケアの中で1番重要と言われているのが「洗顔」です。
どんなに高級な化粧品を使っても、どんなに保湿ケアを頑張っても、クレンジングと洗顔が正しく行えていないと効果は半減してしまいます。
まず、クレンジングですが、しっかりとメイクを落としたいからとゴシゴシこするのはNGです!
クレンジングのポイントはメイク汚れを”浮かす”ことです。
クレンジング剤で落とすのではなく、クレンジング剤の中にメイク汚れをなじませるように浮かします。
使用料が少ないと肌への負担になってしまうので、パッケージに書いてある使用量を守り、ゆっくりと優しくメイクを馴染ませます。
そして必ず”ぬるま湯”で優しく20回ほどすすぎます。
くれぐれもシャワーの水を直接肌にかけることはしないでくださいね。
続いて洗顔です。
無意識に泡でゴシゴシこすっていませんか?
洗顔でまず大切なのは、たっぷりの泡を泡立てることです。
手のひらにのせてひっくり返しても落ちてこないくらいのモコモコの泡が理想的です。
手ではなく、その泡で洗うイメージで洗顔します。
肌が動かないくらいの優しい力加減で洗い、こちらもぬるま湯で20回ほどしっかりとすすぎます。
生え際などはすすぎが甘くなりがちなので、まんべんなくすすぎましょう。
すすぎ残しはお肌のダメージに繋がります。
正しい洗顔をすると、必要なものを落とすことがないので、バリア機能も崩れにくいです。
化粧水の付け方
洗顔後は、皮脂の量が少なくなっているので乾燥しやすいです。
肌の上に水分を残したままにしておくと、表面の水分が蒸発するのと一緒に、肌の内部の水分も一緒に出て行ってしまうので(過乾燥)、洗顔後はすぐにタオルで水分をふき取りましょう!
この時もゴシゴシと拭くのはNGです。
優しく押さえるようにしてふき取りましょう。
そして、なるべく時間を空けずに化粧水で保水します。
たくさんの量を一気につけるのではなく、少量づつ何度かに分けて付けると、まんべんなくしっかりと保水できます。
コットンでつけても、手でつけてもいいですが、肌質にもよりますので、肌が敏感になって赤みなどが気になる方は手でつけるなど、自分の肌をよく観察しましょう。
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乳液・クリームの付け方
化粧水は水分なので、そのままだと蒸発してしまいます。
必ず、油分のある乳液やクリームで保護膜を作ってあげましょう。
乳液やクリームもたっぷりと付けるとよい。と思っている方も多いですが、これも間違いです。
乳液やクリームの付けすぎは、角質をふやかしてしまうのでバリア機能が弱まり、傷つきやすくなります。
容量はしっかりと守りましょう。
敏感肌や、赤みの気になる方は、こするようにつけるのではなく、手のひらに伸ばしてから顔全体を包み込むように、優しく押さえてつけてあげるとよいです。
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保湿ケアに有効な成分
保湿ケアと聞いた時に、この成分が入っているものを選ぶといいんだろうな。と何となく知っている方は多いと思います。
ここでは、本当に効く成分となぜ効くのかを簡単にお話したいと思います。
セラミド
なぜ乾燥するのかというところでお話したように、角質細胞間脂質の40~50%を占めているのがセラミドです。
もともとお肌の中にある成分であり、肌に水分を抱え込み、外へ蒸発しないように留めておく働きを持っています。
このセラミドがお肌から全くなくなると、肌の水分は80%も低下すると言われています。
つまり、肌の水分の80%を維持しているのはセラミドの力ということになります。
保湿成分の中で最も効果のあるものと言ってもいいでしょう。
このセラミドも加齢や、紫外線などの刺激でバリア機能が崩れることにより、だんだんと少なくなっていきます。
市販されているものでもたくさんのセラミド関連商品がありますが、目安としては3000円以上のものを選ぶといいです。
中でもセラミド1・2・3といったセラミド+数字のものや、セラミドEOP・NSといったセラミド+アルファベットで表記してあるもの選ぶことをおすすめします。
コラーゲン
お肌の支柱である真皮層の70%を占めるのがコラーゲンです。
コラーゲンは乾燥はもちろん、肌のハリや弾力といった部分にも大きく関わっていますので、積極的に取り入れたい成分です。
しかし、一般的に流通している化粧品は、お肌の角質層までしか浸透してはいけないということが薬事法で決められています。
よく化粧品のパッケージなどを見ていると、※角層まで。などといった注意書きがあるのもこのためです。
キャッチコピーには、肌の奥まで浸透していそうなことが書いてありますが、化粧品は全て角質層までしか浸透しません。
ですから、基本的にはお肌につけたコラーゲンの成分が必要な真皮層まで届くことはありません。
しかし、前述したセラミドとコラーゲンはセットになってお肌から失われるので、角質層に少しでも補給してあげることはとても大切です。
また、日頃の食生活などでコラーゲンを増やすこともできます。
コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCをしっかり採ること!
アミノ酸の、多い豚肉や、鶏むね肉、大豆などもおすすめです。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸も元々お肌の中にある成分です。
ヒアルロン酸はたった1gで、6Lもの水分を保持できると言われており、保湿には欠かせない成分です。
しかし、ヒアルロン酸は分子量が大きく、お肌に浸透させることができません。
分子を小さくすればするほどゼリー状に固まってしまうので、小さくしたからといってお肌に浸透させることはできない成分です。
基本的には注射以外では肌の中にいれることはできないと知っておきましょう。
しかし、肌の表面に協力な保護膜を作ることができるので、ヒアルロン酸を取り入れることで、肌の中の水分を外へ逃がさない働きをしてくれる心強い成分です。
クリームなどに入っているものを使用するといいでしょう。
保湿ケアにおすすめの商品
1.ETOVOS
ヒト型セラミド5種類をバランスよく高濃度で配合。
1本で美容液+乳液の働きをしてくれる高機能タイプです。
関連商品もあり、シリーズで保湿ケアができるのもうれしい所です。
2.セラミド原液
個人が手に入れらるものとしては、このような原液もあります。
化粧品に入っている有効成分は多くても0.1%ほどだと言われていますので、早く効果を出したい方は原液もオススメです。
3.ヒフミド
人が本来持っているセラミドに近く、保水力が高いと言われているセラミド1.2.3を配合。
製薬会社が作っているという点も安心して使えます。
お試しでトライアルセットもあるので、まず試してみたいという方にも取り入れやすいです。
乾燥肌に必要な成分を知る
乾燥肌に必要なスキンケアの成分は、私たちのお肌が元々持っているセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸の3つが基本になります。
セラミド以外は化粧品で補給することが難しい成分ではありますが、この3つは外からの刺激や加齢などが原因で少しづつ肌の中から減っていってしまいます。
ですから、補給すると同時に減らさないというのも大切なお手入れの1つです。
食事で必要なものを取り入れたり、適度な運動や睡眠など生活習慣の見直しも大切なポイントです。
そのうえで、スキンケアで必要なものを一緒に補給してあげましょう。
肌が乾燥しなくなると、きめ細やかなツヤのある肌になります♡
ぜひ毎日のスキンケアの参考にしてくださいね。
乾燥知らずで美肌生活を♩
乾燥が進むだけで肌への負担が多いにかかってしまいます。
進行すると老化の促進にも繋がってしまうので恐ろしいですよね・・・
今回お伝えした乾燥対策は、日々の生活を見直したときに割と簡単に出来るものが多いので試しやすいですよ!
一度にすべてやるのは難しい!と感じるかもしれませんが、その場合はまず1つずつ実践してみて下さい。
達成できたときには年中うるうる美肌になっていること間違いなしです!
特に乾燥が気になるこれからの季節、更に気合をいれて乾燥対策していきましょう♩