なぜ乾燥する?正しい保湿ケアと必要なスキンケア成分

保湿ケアに必要なスキンケア成分 スキンケア

お肌の乾燥に悩んでいる方はとても多いです。

どんなものを使ってお手入れしたらいいのだろう?と考えた時、たくさんの成分を目にしますよね。

しかし、どの成分が何に効いているのかよく分からない…という方がほとんどではないでしょうか?

今回は【保湿】をテーマにどんな成分が効果的で、どんな働きをしてくれるのかお話していきます。

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なぜ、お肌が乾燥するのか?

私たちのお肌は、健康な状態であれば、肌本来の力で水分を保持し、外部からの刺激からもお肌を守ってくれる『バリア機能』が備わっています。

このバリア機能は、お肌の1番表面の【角質層】という部分に大きく関わています。

この角質層は「角質細胞」「角質細胞間脂質」から成り立っています。

レンガの壁をイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。

角層細胞がレンガで、レンガの間を接着しているセメントが角質細胞間脂質です。

このレンガのような角質細胞の中にはNMF(天然保湿因子)が存在します。

NMFは水分を取り込んで抱え込む保水性に優れており、角質層に潤いを与える働きをしています。

また、セメントの働きをしている角質細胞間脂質はその40~50%がセラミドという成分で出来ています。

角質細胞間脂質は角質細胞の隙間を埋めて、外からの刺激から肌を守ったり、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。

また、角質層の上には、汗+皮脂から出来た天然の皮脂膜があり、この皮脂膜もお肌から水分が蒸発するのを防ぎ、外部からの刺激からもお肌を守ってくれています。

この角質細胞と角質細胞間脂質と皮脂膜の3つは、お肌の保湿にとってとても重要な働きをしており、その中の1つでも不足するとバランスを崩し、バリア機能が弱まってしまいます。

「乾燥」というトラブルはバリア機能が弱まることで起こります!

いくら高級な化粧品を使ってお手入れしても、このバリア機能が崩れていると全く効果がありません。

肌の表面だけをベタベタにして潤っているように見せかけるお手入れではなく、必要なものを補給し、さらに逃げていかないようにするお手入れをすることが大切です。

「保水」「保湿」とは?

保水と保湿の違いをご存知でしょうか?

「保水」とは、水分を肌に補給し、水分を保つことを言います。

スキンケアでいうと化粧水にあたります。

一方、「保湿」とはお肌が適度に潤った状態を保つことです。

スキンケアでいうと乳液やクリームでお肌に潤いを閉じ込めるお手入れです。

似ているようで、まったく違うお手入れで、どちらか一方ではなく、両方ともとても大切なお手入れになります。

保水・保湿のお手入れがしっかりと出来ていれば、肌トラブルが起こりにくいと言われています。

私たちは本来であれば、自分でお肌に潤いを保つ機能を持っているのですが、外部からの刺激や加齢などの影響で、自分の力だけできれいな肌を維持することは困難です。

正しい保湿ケアをして、ハリのあるみずみずしいお肌を手に入れましょう!

間違った保湿ケア

「お肌が乾燥しているから、たっぷりと化粧水をつけているの」と言われる方が多くおられます。

これ自体は間違ったお手入れではありません。

しかし、【お肌に水分を与えること=保湿】と考える方が多いですが、これは間違いです。

上でも述べたように、お肌に水分を与えるお手入れは「保水」です。

晴れた日の水たまりを想像してもらえると分かりやすいでしょう。

最初は水が溜まっていても、だんだんと乾いて蒸発しますよね。

これと同じで、化粧水だけのお手入れは、一時的にお肌を湿らせているだけです。

この水分をお肌にとどめておくことが出来て、はじめて「保湿」です。

さらに、化粧水だけでのお手入れは逆に乾燥が進んでしまう可能性があることをご存知でしょうか?

肌の水分は、蒸発して出ていくときに、肌の内部の水分も一緒に持って出て行ってしまいます。(過乾燥)

洗い物などの水仕事をしてそのままにしていると、手指が乾燥してカサカサになってしまったことはありませんか?

水分だけで保湿できるのであれば、水仕事をしているときれいになるはずですよね。

ですから、「化粧水だけ」でのお手入れはNGです。

では、「乳液」「クリーム」はどうなのでしょうか?

化粧水が水分であるなら、乳液・クリームは「油分」です。

乾燥はそもそも水分が足りない状態ですので、油分を補給しても改善されません。

クリームなどを塗ると、外からの刺激をブロックしてくれるので、かゆみやひび割れなどの痛みがなくなり、何となく状態が良くなったように感じます。

しかしこれは、保護しているだけで本当の意味での「保湿効果」はありません。

ですから、保水のための水分と、その水分を逃がさないための油分のどちらも補給してあげることが大切です。

正しい保湿ケア

では、正しい保湿ケアとはどのようにするとよいのでしょうか?

まずは、基本的なお手入れの方法をお伝えしていきます。

正しい洗顔

保湿ケアに必要なスキンケア成分

スキンケアの中で1番重要と言われているのが「洗顔」です。

どんなに高級な化粧品を使っても、どんなに保湿ケアを頑張っても、クレンジングと洗顔が正しく行えていないと効果は半減してしまいます。

まず、クレンジングですが、しっかりとメイクを落としたいからとゴシゴシこするのはNGです!

クレンジングのポイントはメイク汚れを”浮かす”ことです。

クレンジング剤で落とすのではなく、クレンジング剤の中にメイク汚れをなじませるように浮かします。

使用料が少ないと肌への負担になってしまうので、パッケージに書いてある使用量を守り、ゆっくりと優しくメイクを馴染ませます。

そして必ず”ぬるま湯”で優しく20回ほどすすぎます。

くれぐれもシャワーの水を直接肌にかけることはしないでくださいね。

続いて洗顔です。

無意識に泡でゴシゴシこすっていませんか?

洗顔でまず大切なのは、たっぷりの泡を泡立てることです。

手のひらにのせてひっくり返しても落ちてこないくらいのモコモコの泡が理想的です。

手ではなく、その泡で洗うイメージで洗顔します。

肌が動かないくらいの優しい力加減で洗い、こちらもぬるま湯で20回ほどしっかりとすすぎます。

生え際などはすすぎが甘くなりがちなので、まんべんなくすすぎましょう。

すすぎ残しはお肌のダメージに繋がります。

正しい洗顔をすると、必要なものを落とすことがないので、バリア機能も崩れにくいです。

化粧水の付け方

保湿ケアに必要なスキンケア成分

洗顔後は、皮脂の量が少なくなっているので乾燥しやすいです。

肌の上に水分を残したままにしておくと、表面の水分が蒸発するのと一緒に、肌の内部の水分も一緒に出て行ってしまうので(過乾燥)、洗顔後はすぐにタオルで水分をふき取りましょう!

この時もゴシゴシと拭くのはNGです。

優しく押さえるようにしてふき取りましょう。

そして、なるべく時間を空けずに化粧水で保水します。

たくさんの量を一気につけるのではなく、少量づつ何度かに分けて付けると、まんべんなくしっかりと保水できます。

コットンでつけても、手でつけてもいいですが、肌質にもよりますので、肌が敏感になって赤みなどが気になる方は手でつけるなど、自分の肌をよく観察しましょう。

乳液・クリームの付け方

化粧水は水分なので、そのままだと蒸発してしまいます。

必ず、油分のある乳液やクリームで保護膜を作ってあげましょう。

乳液やクリームもたっぷりと付けるとよい。と思っている方も多いですが、これも間違いです。

乳液やクリームの付けすぎは、角質をふやかしてしまうのでバリア機能が弱まり、傷つきやすくなります。

容量はしっかりと守りましょう。

敏感肌や、赤みの気になる方は、こするようにつけるのではなく、手のひらに伸ばしてから顔全体を包み込むように、優しく押さえてつけてあげるとよいです。

保湿ケアに有効な成分

保湿ケアと聞いた時に、この成分が入っているものを選ぶといいんだろうな。と何となく知っている方は多いと思います。

ここでは、本当に効く成分となぜ効くのかを簡単にお話したいと思います。

セラミド

なぜ乾燥するのかというところでお話したように、角質細胞間脂質の40~50%を占めているのがセラミドです。

もともとお肌の中にある成分であり、肌に水分を抱え込み、外へ蒸発しないように留めておく働きを持っています。

このセラミドがお肌から全くなくなると、肌の水分は80%も低下すると言われています。

つまり、肌の水分の80%を維持しているのはセラミドの力ということになります。

保湿成分の中で最も効果のあるものと言ってもいいでしょう。

このセラミドも加齢や、紫外線などの刺激でバリア機能が崩れることにより、だんだんと少なくなっていきます。

市販されているものでもたくさんのセラミド関連商品がありますが、目安としては3000円以上のものを選ぶといいです。

中でもセラミド1・2・3といったセラミド+数字のものや、セラミドEOP・NSといったセラミド+アルファベットで表記してあるもの選ぶことをおすすめします。

コラーゲン

お肌の支柱である真皮層の70%を占めるのがコラーゲンです。

コラーゲンは乾燥はもちろん、肌のハリや弾力といった部分にも大きく関わっていますので、積極的に取り入れたい成分です。

しかし、一般的に流通している化粧品は、お肌の角質層までしか浸透してはいけないということが薬事法で決められています。

よく化粧品のパッケージなどを見ていると、※角層まで。などといった注意書きがあるのもこのためです。

キャッチコピーには、肌の奥まで浸透していそうなことが書いてありますが、化粧品は全て角質層までしか浸透しません。

ですから、基本的にはお肌につけたコラーゲンの成分が必要な真皮層まで届くことはありません。

しかし、前述したセラミドとコラーゲンはセットになってお肌から失われるので、角質層に少しでも補給してあげることはとても大切です。

また、日頃の食生活などでコラーゲンを増やすこともできます。

コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCをしっかり採ること!

アミノ酸の、多い豚肉や、鶏むね肉、大豆などもおすすめです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸も元々お肌の中にある成分です。

ヒアルロン酸はたった1gで、6Lもの水分を保持できると言われており、保湿には欠かせない成分です。

しかし、ヒアルロン酸は分子量が大きく、お肌に浸透させることができません。

分子を小さくすればするほどゼリー状に固まってしまうので、小さくしたからといってお肌に浸透させることはできない成分です。

基本的には注射以外では肌の中にいれることはできないと知っておきましょう。

しかし、肌の表面に協力な保護膜を作ることができるので、ヒアルロン酸を取り入れることで、肌の中の水分を外へ逃がさない働きをしてくれる心強い成分です。

クリームなどに入っているものを使用するといいでしょう。

保湿ケアにおすすめの商品

1.ETOVOS

(ETVOS)モイスチャーライン お試しセット

ヒト型セラミド5種類をバランスよく高濃度で配合。

1本で美容液+乳液の働きをしてくれる高機能タイプです。

関連商品もあり、シリーズで保湿ケアができるのもうれしい所です。

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2.原液

セラミド原液・32ml

個人が手に入れらるものとしては、このような原液もあります。

化粧品に入っている有効成分は多くても0.1%ほどだと言われていますので、早く効果を出したい方は原液もオススメです。

この商品をチェック

3.ヒフミド

人が本来持っているセラミドに近く、保水力が高いと言われているセラミド1.2.3を配合。

製薬会社が作っているという点も安心して使えます。

お試しでトライアルセットもあるので、まず試してみたいという方にも取り入れやすいです。

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まとめ

保湿ケアに必要なスキンケア成分

乾燥肌に必要なスキンケアの成分は、私たちのお肌が元々持っているセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸の3つが基本になります。

セラミド以外は化粧品で補給することが難しい成分ではありますが、この3つは外からの刺激や加齢などが原因で少しづつ肌の中から減っていってしまいます。

ですから、補給すると同時に減らさないというのも大切なお手入れの1つです。

食事で必要なものを取り入れたり、適度な運動や睡眠など生活習慣の見直しも大切なポイントです。

そのうえで、スキンケアで必要なものを一緒に補給してあげましょう。

肌が乾燥しなくなると、きめ細やかなツヤのある肌になります♡

ぜひ毎日のスキンケアの参考にしてくださいね。

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