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おすすめ美白化粧品!美白ケアとは?食べ物やスキンケア・選び方などを解説します

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

「色白は七難隠す」ということわざがあるように、白いお肌というのは女性にとって憧れです♡

お肌が白いだけで、きめ細かく、きれいなお肌に見えたりします。

10代、20代の頃はすっぴんでもきめ細かく、肌トラブルも少ないので、メイクをしなくてもキレイです。

ではアラサー女性の皆さんは、ご自身のすっぴんに自信がありますか?

お肌の曲がり角を迎え、今までは気にもしていなかったトラブルが目立ち始めてくるアラサー世代…。

しかし、出来ることなら素肌に自信を持ちたいですよね!

今回は色白肌に近づくための、美白ケアについてお話しします。

美白とは?

皆さんは『美白ケア』の意味を正しくご存知ですか??

美白ケア=お肌の色を白くしたり、しみやくすみを薄くしたりすること。

と、思っている方が多いのではないでしょうか?

実は、これは少し違います。

『美白』とは、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすなどを防ぐことなのです。

今あるトラブルを「消す」のではなく、くすみや、しみが出来ないように「予防する」ことが美白ケアなのです。

ここを正しく理解してお手入れしていきましょう!

美白ケアのポイント!

UVケア

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

そもそも、美白の大敵であるシミやくすみは、なぜ出来てしまうのでしょうか?

これらの原因のほとんどが紫外線です。

お肌ひ紫外線を浴びると、「肌を守れ!」と指令を出し、メラニン色素という黒い色素を作り出します。

お肌が健康な状態であれば、ターンオーバーという肌の生まれ変わりの周期によって、お肌を守る役割を終えたメラニン色素は垢となって、身体の外へ出ていきます。

しかし、このターンオーバーが何らかの原因で崩れてしまったり、過剰にメラニン色素が作られてしまうと、お肌の中にメラニン色素が残ったままになってしまうことがあります。

これが、俗に言う「しみ」になります。

ですから、シミを作らない為には、まず何よりもUVケアをして、肌を紫外線から守ることが大前提です!

暑くなってきたから、そろそろ紫外線ケアを始めなきゃ!と言われる方も多いですが、日差しは強くなくても紫外線は一年中降り注いでいます。

一年中強い日焼け止めを使う必要はありませんが、紫外線カットはオールシーズン行いましょう。

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保湿ケアはしっかりと!

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

UVケアと同時に美白に欠かせないのが「保湿ケア」です。

美白に保湿??と思う方もおられるかもしれませんが、実はとても大切な意味があるのです。

紫外線カットをすることは絶対条件なのですが、紫外線の刺激に耐えられる肌を作ることも重要です。

具体的に紫外線の刺激に強い肌とは、どんな肌なのかといいますと

『乾燥しておらず、潤いのある肌』

です。

私たちのお肌は元々の機能として、外からの刺激からお肌を守る【バリア機能】を持っています。

潤いのある肌は、このバリア機能が整っている状態になっています。

上の図のようにバリア機能が低下していると、肌の隙間から紫外線などの刺激をダイレクトに受けてしまいます。

逆に、肌に潤いがあれば、このような刺激をブロックしてくれます。

ですから、このようにしっかりとしたお肌の土台を作るためには、とにかく『保湿』をして、お肌を潤わせておくことが大切なのです!

保湿とはいっても、水分を入れるだけでは蒸発してしまい、更に乾燥してしまう原因になりますので、クリームや乳液などで必ず蓋をすることを忘れないようにしましょう!

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生活習慣の改善

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

お肌を健康に保つためには、身体の内側からケアしていくことも大切です。

普段の生活の中に適度な運動やバランスのよい食事、質の良い睡眠を取り入れていきましょう。

運動とはいっても、ランニングなどいきなりハードなものを取り入れる必要はありません。

いつもより一駅分多く歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、ちょっとした運動でも身体は温まります。

身体が温まると、血行や代謝がよくなり、お肌のターンオーバーを正常に働かせる手助けになります。

また、質の良い睡眠もお肌には欠かせません。

皆さんは「お肌のゴールデンタイム」という時間をご存知ですか?

このお肌のゴールデンタイムと呼ばれる午後10時〜午前2時の間に、しっかりと深い睡眠に入っていると、「成長ホルモン」が分泌されます。

この成長ホルモンがお肌のターンオーバーを正常に働くように促してくれます。

ですから、この時間に質のいい睡眠がとれていると、お肌は美容成分を吸収し、肌を生まれ変わらせるので、どんどんかキレイになれちゃうというわけです♡

出来るだけ毎日、規則正しい睡眠がとれるように、寝る前のカフェイン摂取やブルーライトの出るスマホなどを触らないように、リラックスを心がけ、遅くとも0時までには布団に入れるように意識してみましょう!

食べ物でも美白ケアを!

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

毎日の食事も美白ケアには欠かせないポイントの1つです!

身体が健康でないのに、肌が綺麗になるなんてことはありませんよね。

必要な栄養をバランスよく摂ることでお肌も健康になり、くすみのない美しい肌を作ることができます。

スキンケアと同時に、日頃の食生活にと少しだけ気を配ると、身体の内側と外側の両方から美白ケアをすることが出来ます♡

食べ物のなかにも、美白の為に良いもの、悪いものがありますので、代表的なものをご紹介します!

ビタミンC

紅茶にレモンを入れると紅茶の色が薄くなるのを見たことがありますか??

これはビタミンCが美白に効果があるということが分かる例のひとつです。

ビタミンCは、直接お肌につけるのはもちろん、食べても美白効果があります!

ビタミンCにはメラニンを還元させる働きがあるので、浴びてしまった紫外線をシミに変えないという効果があります!

シミやくすみを元から作らせないようにする為に必要な成分です。

ビタミンCはブロッコリー、ピーマン、キャベツ、レモン、オレンジ、キウイ、イチゴ、ケールなどに多く含まれています。

ビタミンCは加熱することで減ってしまうので、生で食べる方がおすすめです。

また、体内に留まる時間が短い栄養素なので、毎日摂取するようにしましょう!

ビタミンE

ビタミンEは美白ケアと共に、エイジングケアにも欠かせない栄養素です。

新陳代謝を促し、新しく肌を生まれ変わらせる働きをもっています。

肌の中のメラニン色素は、肌の生まれかわりとともに体外へ排出されるので、薄いシミであれば、十分に改善できる可能性があります。

またビタミンEには、血行を良くしてくれる働きもあり、栄養分が必要な箇所に行き渡りやすくなります。

そのため、肌の色や艶もよくなります♡

食べ物としては、アボカドやナッツ類、ごまなどに多く含まれています。

リコピン

抗酸化作用がとても強いことで知られるのがリコピンです。

抗酸化作用とは、紫外線によって作られるメラニンの生成を促進する活性酸素を除去する働きのことです。

食べ物としては特にトマトに多く含まれています。

リコピンは加熱することで体内への吸収率がよくなるので、生よりも加熱して食べるのがおススメです♡

セラミド

保湿が美白ケアには必要というお話はしましたが、身体の内側から保湿成分であるセラミドを補充することも効果的です。

セラミドは、こんにゃくや海藻類に含まれていますが、まとまった量を摂取したいならばサプリメントで摂ることをオススメします。

このように、美白ケアによい食材はたくさんありますが、これらを効率よく働かせるためには、組み合わせて摂取することをオススメします。

特にビタミンCとビタミンEは一緒に摂ることでそれぞれの効果が高まりますよ♡

NG食材

絶対に摂取してはいけないわけではありませんが、美白のためには控えた方がいい食材もあります。

色素沈着や、シミを悪化させる原因にもなるカフェインの摂り過ぎには注意しましょう!

カフェインはコーヒーや紅茶などに多く含まれています。

美白化粧品を選ぶポイント

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

一言で美白化粧品とは言っても、その目的によって使用するものは違います。

  • シミが出来ないように予防したい
  • 出来てしまったシミを薄くしたい
  • シミの種類は何なのか

など、まずは美白の目的をはっきりさせましょう。

美白に効く成分のなかでも、厚生労働省が承認した医薬部外品でつかえる有効成分は、約20種類あります。

それぞれに特徴もありますので、代表的なものをご紹介します。

① アルブチン

→メラニンが過剰に作られるのを防ぐ

② コウジ酸

→日本酒作りの人の手が綺麗なことから生まれた成分。メラニンの生成を抑える酵素チロナーゼの働きを抑える

③ トラネキサム酸

→肝斑に効く美白成分。メラニン生成を抑制し、肌を整える

④ ハイドロキノン

→皮膚科やクリニックで処方される医薬品に多く使われる。塗る漂白剤と言われるほど、シミを消すのに効果あり

⑤ ビタミンC誘導体

→そのままでは壊れやすいビタミンCの安定性を高め、肌へ吸収しやすくした成分。メラニン生成予防と、メラニンの淡色化も期待できる。

⑥ プラセンタエキス

→古くからメラニン生成を抑制すると言われている成分

⑦ ルシノール

→メラニンが出来る時の酵素チロナーゼとチロシンの合体を防ぎ、メラニンを作らせないように働く成分

美白におすすめの化粧品

米肌

業界初!ライスパワーNo.7配合で、シミを未然に防ぐ高保湿美白!

乾燥してくすみがちなお肌に、たっぷりと潤いを与えます。

新たにトラネキサム酸を配合し、シミの生成を初期段階でストップします。

POLA ホワイトショット

世界で1つの美白メカニズム。

私たちのお肌が元々持っている、美白機能を正常に働かせて、クリアな肌にすること。考えて作られた化粧品です。

化粧品でシミを消すのではなく、自身の肌の力でシミのないお肌を作り出すように働きかけます。

DECENCIA サエル

美白訴求

ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドの薬用美白化粧品。

高保湿機能で肌のバリア機能をサポート!

更に美白有効成分でメラニンを作らない、メラニンを濃くしないように、集中アプローチ!

敏感肌対応化粧品なので、どなたでも安心して使用できるのも嬉しいポイント!

クオレ TSシリーズ

クオレ TSシリーズ

美容室専売品ということもあり、なかなか知名度は高くないですが、『美白』という言葉を最初に作った会社です。

今では当たり前となった美白成分であるコウジ酸を世界で初めて化粧品として販売したのはクオレです。

その他にも美白に関する特許成分をたくさん世に送り出しています。

角層、表皮、メラノサイトといったシミに関係深い箇所に同時にアプローチし、透明感あふれる肌へ導きます。

資生堂 HAKU

資生堂 HAKU

14年連続、美白美容液市場売り上げNo. 1!

100年前から白い肌の研究を重ねてきた資生堂の研究結果が反映されている化粧品です。

シミが出来る根本の原因に働きかけ、シミを抑制します。

また、HAKUに配合されているトラネキサム酸は肝斑にも効く成分としてしられていますので、より多くのしみに効果的です。

クリニックでの美白ケア

美白化粧品の使用や、日頃のスキンケアなど、毎日の美白ケアはとても大切ですが、なかなかすぐに効果が出ないこともあります。

いち早く効果を感じたいのであれば、クリニックでのケアもおすすめです。

内服薬

どのシミの種類でも、まず内服薬での治療からスタートする場合が多いです。

代表的なものとして、ビタミンC・トラネキサム酸・L-システインの3つが挙げられます。

レーザー治療などとも併用して使われることが多いですが、レーザーなどを使用することに不安がある方も、まずは内服薬から始めてみるのがオススメです。

注射・点滴

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

内服薬では得ることの出来ない高い効果を期待できるのが、注射や点滴によるケアです。

代表的なものとしては、ビタミンCやプラセンタ注射が挙げられます。

美白効果だけでなく、エイジング効果など幅広い肌トラブルにも効果があることで知られています。

また、お値段も比較的リーズナブルで、副作用や痛みも少ないので、安全で効果的な美白ケアをしたい方にオススメです!

フォトフェイシャル

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

紫外線などにより、メラニン色素が沈着し、シミやソバカスが出来てしまったお肌に、フォトフェイシャルの光を当てると、その光がトラブルの箇所のみにダメージを与え、肌のトラブルを改善します。

同じ光でも、いわゆるレーザーの光とは全く違います。

施術時間も短く、肌へのダメージも少ないので、終わってすぐにメイクをすることも可能です。

レーザー

レーザーの光を肌に照射することで、メラニンを破壊し、肌を白くするケアです。

美容レーザーにはいくつか種類があり、それぞれで効果や金額に差が出てきます。

個人差もありますが、施術中に痛みを感じたり、施術後に赤みやくすみを感じる方もいらっしゃるので、しっかりとカウンセリングを受けてから行いましょう。

実感できる美白ケアを

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

お肌のシミやくすみ、肝斑などのトラブルで悩んでいる方や、単純に肌を白くしたい方など、美白ケアと言ってもその目的は様々です。

まずは『自分がどうなりたいのか』という目的をはっきりとさせましょう。

そうすることで、自分に必要な美白ケアの方法が分かってきます。

せっかくケアをするのであれば、しっかりと効果が実感できるように自分に合った美白ケアを取り入れてみてくだいね♡

美白化粧品が効かないシミもある!?美肌の大敵シミの原因と対策!

美しいお肌は全ての女性の憧れです。

そんな美肌の条件の中に【美白】という言葉をよく聞きます。

美白とは読んで字の如く「白くて美しい」ことを指します。

日本では昔から「色の白いは七難隠す」と言われてきました。

現代の女性達にとっても、美白ケアは当たり前のものになっています。

では、その「美白」という言葉の本当の意味をご存知でしょうか?

「美白」とは?

美白ケアとは?洗顔やスキンケア、食事などを解説します

「美白」と聞くと、お肌が白くなるイメージがありますよね。

しかし、美白とは今あるシミや色素沈着を取り除くことではなく、シミの元になる「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスなどが出来るのを防ぐこと」を言います。

これから出来るシミの予防や、出来てしまったシミの改善、お肌のトーンアップなど、治すことではなく、未然に防ぐことですね。

この意味をしっかりと知っておくことで、お手入れに対する考え方も変わってきますので、まずはしっかり理解してきましょう!

シミはどうやってできる?

『シミ』とは、皮膚の中に黒い色をしたメラニンが蓄積されて、地肌の色よりも濃く見えてしまう部分のことを言います。

このシミのほとんどが、お肌の中でもごく表面の薄い表皮の部分で発生します。

シミの話をする時に必ず出てくるのが【メラニン】という言葉です。

皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

このメラニンとは、お肌や髪の毛の色、瞳の色などを構成している黒色の色素のことです。

私たちの肌の色は、このメラニンの量によって左右されます。

黒色メラニンが多ければお肌は暗くなりますし、少ないと白くなります。

この量は産まれた時から遺伝子の中で決められているものです。

シミというのは、このメラニンがお肌の一部分に過剰に作られてしまうことで出来てしまいます。

ではここからは、シミがどのようにして発生してくるのかお話ししていきます。

私たちのお肌は1番外側から【表皮】【真皮】【皮下組織】の三層に分かれており、この【表皮】の1番奥に、シミの原因になる黒色メラニンを作り出す『メラノサイト』というメラニン生成工場が存在します。

紫外線や摩擦などの外部からの刺激を肌が受けると、その刺激からお肌を守ろうと、メラノサイトから黒色メラニンが作り出されます。

この黒色メラニンを含む細胞がバリア機能を形成し、ダメージが肌の奥へ入り込むのを未然に防いでくれます。

つまり、このメラニンは元々、肌トラブルや皮膚病を防ぐためには、なくてはならない大切な役割を持っているのです。

お肌が健康な状態であれば、お肌のターンオーバー(肌の生まれ変わりの周期)のサイクルで、少しずつメラニンは体外へ排出されていきます。

しかし、紫外線などのダメージを受けすぎたり、お肌の不調によってターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、黒色メラニンが作り出されるのと、排出されるバランスが崩れ、過剰に生成されたメラニンがいつまで経ってもお肌の中に残ったままになります。

これが【シミ】としてお肌に残っているものです。

このシミになる元のメラニンが作り出される原因は、紫外線以外にもたくさん存在します。

① 活性酸素

シミの原因として注目され始めているのが活性酸素です。

活性酸素は身体がストレスを感じたり、刺激を感じると出来る物質で、この活性酸素がメラノサイトを刺激してメラニンの生成を促し、シミの原因になることもあります。

活性酸素は、ストレス・紫外線・大気汚染・喫煙などで発生します。

② 女性ホルモンの変化

女性にはホルモン周期があり、中でも妊娠中や出産後、閉経の期間などは特に女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっています。

このバランスが崩れると、一時的に黒色メラニンの生成が高まると考えられています。

③ その他にも…

怪我などの傷や、虫刺され、ヤケドなどによる炎症や、摩擦などの刺激によっても、メラノサイトを刺激されます。

また、肝臓や腎臓の機能障害などでもシミが出来ることがありますので、注意が必要です。

実はシミには6種類ある!

シミには様々な種類があり、シミの種類によって原因も対策も全く違います。

間違ったお手入れをすると、シミを悪化させてしまう可能性もありますので注意が必要です。

一言でシミと言ってもその種類は大きく分けて6種類もあるんです!

ここからはそれぞれのシミについて詳しく説明していきます。

日光性黒子(老人性色素斑)

これまでに浴び続けた紫外線ダメージが積み重なり、蓄積されて出来るシミが日光黒子です。

年齢を重ねるごとに濃くなっていくことが多いので、老人性色素斑とも呼ばれています。

いわゆるシミの中で最も多いのが、この日光黒子ではないでしょうか?

顔だけではなく、紫外線に当たりやすい手の甲などにも出来やすいシミです。

早ければ30代、多くは40代以降に現れやすいシミで、シミの境界がはっきりしており、平で色が濃いのが特徴です。

対処法

日光黒子は紫外線が大きな原因です。

ですから、このシミの予防と悪化を防ぐには、とにかく日焼けをしないこと!です。

日傘や帽子はもちろんですが、日焼け止めを使用して紫外線対策をしっかりしましょう!

普段から出来るだけ紫外線を浴びないように注意することが大切です。

また、1度出来てしまった日光黒子には、ターンオーバーを促進するプラセンタや、抗酸化作用のあるフラーレン、浴びたダメージをなかったことにするビタミンC誘導体の入った化粧品を使用するのがオススメです!

早く治したい人はクリニックでレーザーや、トレチノイン酸、ハイドロキノンなどの薬を処方してもらうといいでしょう。

肝斑

肝斑は、女性のお肌に現れるシミです。

妊娠中や、経口避妊薬の服用中、または更年期に入った頃から出来始めることが多いため、女性ホルモンのバランスの乱れによって出来ると考えられています。

肝斑は、両頬の高い位置に左右対称に出来る薄茶色のシミで境界もぼんやりとしており、大きくモヤモヤと出来ているのが特徴です。

ストレスでホルモンバランスが崩れたり、日焼けによって悪化することもあるので注意が必要です。

対処法

肝斑は女性ホルモンの影響で出来るシミなので、まずはご自身の生活習慣を見直すことが大切です。

ストレスも原因のひとつなので、自分に合ったストレスの解消法などを見つけておきましょう。

肝斑に効く成分として、1番有名なのが

『トラネキサム酸』です。

また、最近よく聞くようになってきたもので『ハイドロキノン』もあります。

ハイドロキノンは、美容クリニックや皮膚科で肝斑の治療に使われている成分ですが、薬事法の改定により、市販の化粧品にも配合が出来るようになりました。

しかし、効果は高いのですが、化粧品に安定して配合することが難しいため、まだあまり出回っていないのが現状です。

雀卵斑(そばかす)

雀卵斑は、いわゆるソバカスと呼ばれているシミで、遺伝的な要因で発生すると言われています。

雀の卵殻に似ているため、雀卵斑と呼ばれています。

白人に多く見られ、日本人でも色白の方に出来やすい傾向があります。

顔の鼻の頭から頬などにかけて、直径数ミリの小さな丸い茶褐色の斑点が散らばるように発生します。

顔の他にも、背中や胸元、肩など紫外線に当たりやすい場所に現れることもあります。

早い時は3歳くらいの幼少期くらいから出来始め、思春期に濃くなります。

それ以降はだんだんと薄くなっていく傾向がありますが、これも個人差があります。

対処法

雀卵斑の大きな原因は遺伝なので、完全に防ぐということは難しいのですが、紫外線対策をすることで、濃くなっていくのを防ぐことは出来ます。

出来てしまった雀卵斑を薄くするには、ターンオーバー(お肌の生まれ変わり)を促して、肌の中の黒色メラニンを体外へ排出することが重要になります。

フォトフェイシャルや、ライムライトなどの光治療も有効です。

炎症後色素沈着

ニキビや虫刺され、湿疹や、火傷などの炎症が原因となって発生するシミのことを言います。

炎症による赤みが引いた後、茶色くなってしまった…という経験のある方も多いのではないでしょうか?

お肌に炎症が起こるとメラノサイトが刺激され、黒色メラニンが生成されます。

この黒色メラニンが正常に排出されず、肌に残ってしまったものが『炎症後色素沈着』です。

ニキビなどを潰した痕はシミとして残りやすく、そこに紫外線が当たると色素沈着を起こしやすいので、注意が必要です。

また、洗顔やクレンジングなどでお肌をゴシゴシとこするなど、誤ったスキンケアや、無駄毛の処理で毛を抜いた後に、毛穴の周りが暗くなるのも色素沈着の原因のひとつです。

炎症後色素沈着は、時間が経つにつれて自然と薄くなっていくことが多いシミですが、ターンオーバーが乱れていると、消えるまでに数年かかったり、紫外線ダメージによって更に濃くなったり、消えにくくなったりもします。

対処法

ニキビ痕や、傷痕などの炎症部分に紫外線が当たると色素沈着を起こしやすくなるので、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

特にニキビは出来てしまうと気になるかもしれませんが、無理に潰してしまったり、汚れた手で触ったりという行為はNGです!

出来るだけダメージを与えないようにしながら、まずは炎症を鎮めるお手入れをしましょう!

炎症後色素沈着は比較的治りやすいシミです。

黒色メラニンの生成を抑えるためにビタミンCなどの成分がおすすめです。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

額や頬、鼻などに直径1〜3ミリのおよそ灰褐色の色素斑がまとまって出来るものを言います。

ここまでのシミは全て表皮で出来るものでしたが、後天性真皮メラノサイトーシスは真皮層にメラニンが蓄積している状態です。

メラニンの深さによって茶褐色→灰褐色→青黒と進行していくため、シミの色は様々です。

小さな斑点の集合体なのでシミのように見えますが、実際にはアザの一種として分類されます。

主に思春期〜中年の女性に多くみられます。

遺伝性も高いですが、加齢や日焼け、ホルモンバランスの影響も多いと言われています。

真皮層でのトラブルになるため、化粧品で薄くするということは出来ません。

皮膚科やクリニックでレーザー治療をおすすめします。

脂漏性角化症

紫外線の影響や、皮膚の老化によって発生するのが脂漏性角化症です。

高齢者の方の顔や首などに多く見られる、少し盛り上がった茶色や黒色のもので、大きさは数ミリのものから2、3センチのものまで様々です。

シミと混ざって存在していることが多く、最初はシミだったものがだんだんと盛りあがり、脂漏性角化症に変化することもあります。

対処法

紫外線ダメージによる皮膚細胞の異常増殖と、メラノサイトの活性化が原因とされていますので、紫外線ケアは必須です。

痒みを伴う急激な出現は、内蔵ガンに伴って発生することもあるので、注意が必要です。

化粧品でイボをポロっとはがすようなものもありますが、刺激が強いのであまりおすすめしません。

皮膚科でレーザーや、凍結治療を行うのが最も効果的です。

様々な原因を理解する

このように、一言でシミと言っても様々な種類と原因があります。

シミだから…と同じお手入れをしても効果が出ないこともありますので、ご自身のシミがどれに当てはまるのかをよく理解した上で、お手入れをするようにしましょう♡

また、シミは短い期間で出来たものではありません。

化粧品も1ヶ月使って効果が実感できずやめてしまう…という方もおられますが、お肌のターンオーバーは人によって様々です。

特にトラブル肌の方は、ターンオーバーが乱れてしまっている可能性もありますので、最低3ヶ月はしっかり使用するようにしましょう。

その他に必要なお手入れ

とにかくUVカット!

どのシミに至っても、紫外線による影響は大きいです。

紫外線ダメージによって出来てしまうもの、紫外線を浴びることによって悪化してしまうものなど様々ですが、まずは紫外線カットを心がけましょう!

中には、夏の間だけはしっかりと紫外線ケアをしています!という方も多いと思います。

しかし、紫外線は多かれ少なかれ一年中降り注いでいます。

「もう暑くないし、大丈夫かな」

と、紫外線ケアを怠ってしまうと、いつの間にかシミが出来ている…

ということにもなりかねませんので、日焼け止めだけは一年中使用するようにしましょう!

最近は化粧下地として使用出来るものもたくさんありますので、上手に使用できるとよいですね♡

お顔であれば、クリームタイプの日焼け止めでパール粒2つぶん、液体タイプの日焼け止めで1円玉2枚分を2回に分けて満遍なく塗ります。

適正量を使用しないと、日焼け止めとしての効果は半減してしまいますので、用法容量はしっかり守りましょう。

マッサージ

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フェイシャルマッサージは、血行促進効果が得られるので、肌のくすみや透明感が欲しい方にもオススメのお手入れです。

血行がよくなると肌に栄養も巡りやすくなり、お肌のターンオーバーを促してくれます。

ただし、お肌に摩擦はNGなので、マッサージを行う際には必ずマッサージクリームを使用しましょう!

マッサージクリームは、滑りをよくして肌への摩擦を減らしてくれます。

スキンケアクリームなどで代用する場合は、通常よりも多めの量を使うようにしましょう。

マッサージするのに強い力はいりません!撫でるくらいの力で、優しくマッサージを行いましょう。

正しい保湿ケア

シミが気になっていると、美白ケアにばかり集中してしまって、保湿ケアは後回し…という方も多いのではないでしょうか?

しかし、実は美白ケアには保湿もとても大切です。

子どものお肌を想像してみてください。

子どものお肌はキメが細かく、つるつるぷるぷるですよね。

そして、真夏に真っ黒に日焼けしても、冬にシミになる訳ではなく、またキレイな肌に戻ります。

これは、お肌に水分がしっかり保たれていて、バリア機能やターンオーバーが正しく働いているからなのです。

私たちのお肌は元々、肌本来の力で水分を保持し、紫外線など外部からの刺激からもお肌を守ってくれる「バリア機能」が備わっています。

このバリア機能を保つためには、正しい保湿ケアが大切です。

① 正しい洗顔

  1. しっかり泡立てる。
  2. 手が肌に当たらないくらいのイメージで、こすらず優しく洗う。(泡を乗せるだけでもOK)
  3. 37度前後のぬるま湯で、優しく20回前後すすぐ

② 化粧水はたっぷりと!

  1. コットンもしくは手のひらに500円玉大の化粧水をとる。
  2. 擦らず肌にたっぷり浸透させる。
  3. 手のひらで肌の中に入れ込むようにハンドプッシュ!

目の周りや口まわりなどは乾燥しやすいので、塗り残しのないように♡

③ 乳液・クリームで蓋をする

  1. 乳液、クリームをパール粒1つ分とる。
  2. 顔の高い所にちょんちょんとクリームを置き、引きあげるように内から外へ向かって優しく馴染ませる。
  3. クリームを密着させるように、手のひらで温めながらハンドプッシュ!
  4. 乾燥や、小ジワが気になるところには重ね塗りをするのがおすすめ♡

おすすめ化粧品は?

ETOVOS(エトヴォス)

  1. 超がつくほどの乾燥肌で、かゆみなどが気になる。
  2. 乾燥で肌がくすみ、透明感がない。
  3. 乾燥で、目元や口元などのシワが気になる。

これらは全て、美肌成分であるセラミドの減少が原因かもしれません。

セラミドがないと、お肌の水分量が80%も低下してしまうと言われています。

セラミドはお肌を刺激から守るバリア機能になくてはならないものです。

しかし、年齢や紫外線、間違ったお手入れなどでだんだんと減ってしまいます。

ですから、スキンケアでセラミドを補うことはとても大切です!

こだわりのセラミドをたっぷり配合し、複数のセラミドをバランスよく配合して、潤いに満ちたお肌へ導きます。セラミド以外にも6種類の保湿成分が配合されているのもポイントです。トライアルセットもあるので、気軽にお試しできるのもいいですね♡

コンシーラー

美白ケア…というのとは少し違いますが、手っ取り早くシミを隠したい時にはコンシーラーを使うのがおすすめです!

種類も様々ですが、大きなシミには固くてカバー力のあるスティックタイプのもの、小さなシミにはリキッドタイプが使いやすいでしょう。

最近は、スティックタイプとリキッドタイプのいいとこ取りをしたクリームタイプもたくさん出てきています。

しみやソバカスを隠したい時には、自分のお肌よりも少し暗めの色味を選ぶとよいです^_^

シミの原因を理解して美白ケアにつなげよう

化粧水とクリームだけのスキンケアはOK?順番に別の化粧品も使った方がいい?

シミとひとことで言っても、その種類も原因も様々です。

全てに同じお手入れをしても効果のないものもありますし、悪化してしまう可能性もあります。

まずは自身のシミがどの種類に当てはまるのか、しっかり理解するようにしましょう!

皮膚科の先生に相談してみるのもひとつです。

特にシミは短期間で作られるものではなく、長い時間をかけて少しずつお肌に蓄積されるトラブルです。

ですから、シミを改善するには出来るまでの年月の何倍もの時間がかかると言われています。

今は気になるトラブルはないからと、お手入れを怠っていると、いつの間にかシミが出来てしまっていた…

なんてことにもなりかねません。

予防のためにも、トラブルが起こってしまう前に紫外線ケアなど、お手入れは欠かさないようにしましょう!

美白ケアは予防のケアです。

いつまでも美しいお肌でいられるように、早め早めのケアを心がけましょう♡

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編集部

アラサー向けファッション・ビューティー情報をまとめる編集部。プロのスタイリストや元美容師がより良い情報をお届けします。

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