ターンオーバーの仕組み!正しく理解するのが美肌への近道!

正しく理解している?美肌への近道!ターンオーバーの仕組み。 スキンケア

『お手入れを変えたわけでじゃないのに、最近お肌の調子が悪い』

『肌が衰えた気がするけど、年齢もあるし、仕方ないかな…』

こんな風に感じていませんか?

確かに、お肌の老化は年齢を重ねるごとに進んでいきます。

これは仕方のないことなのかもしれません。

しかし、だからと言って諦めて放っておくと、老化はどんどん進んでしまいますし、トラブルに合わせたお手入れをするとしないとでは5年後、10年後のお肌の状態は全く違ってきます。

お肌のエイジングケアは高価な化粧品を使わないと意味がない…と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

『いいえ!そんなことは決してありません!!』

お肌の老化は【ターンオーバー】と呼ばれるものと大きく関係しています。

このターンオーバーが乱れていると、いくら高価な化粧品を使っても全く効果はありません。

今回は、この【ターンオーバー】について詳しくお話していきます。

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ターンオーバーって??

ターンオーバーという言葉はみなさんよくご存じだと思います。

ターンオーバーとは、簡単に言うと『お肌の生まれ変わりの周期』のことです。

私たちのお肌の皮膚と呼ばれる部位は、表面から順に【表皮】【真皮】【皮下組織】の3層に分かれています。

ターンオーバーと呼ばれる、お肌の生まれ変わりが起こるのは1番上の【表皮】と呼ばれる部分です。

この表皮も上から順に【角質層】【顆粒(かりゅう)層】【有棘(ゆうきょく)層】【基底層】の4層で出来ています。

 

まず、新しい赤ちゃん細胞が基底層で生まれます。

この赤ちゃん細胞は、約14日間かけて少しづつ栄養(セラミドやNMF)を蓄えながら成長して、上へ上へと押し上げられていきます。

正常に成長して角質層まで押し上げられた細胞は、約14日間お肌の上で外部の刺激から私たちのお肌を守ってくれています。

やがて、役目を終えた細胞は死んだ細胞(角化細胞)となります。

これが【角質】と呼ばれるものです。

古くなった角質は、次に生まれて成長してきた新しい細胞に押し出され、【垢(アカ)】となって自然にはがれ落ちていきます。

この細胞が生まれてから、剥がれ落ちるまでの新陳代謝の働きを【ターンオーバー】と呼びます

このターンオーバーの働きが正常に働いていれば、肌は常にきれいな状態に生まれ変わり、美しい肌をキープすることができます。

ターンオーバーの正常化でバリア機能が整う!

お肌には様々な機能がありますが、その中の一つに外的な刺激からお肌を守る【バリア機能】というものがあるのをご存知ですか?

 

私たちの肌は日々、摩擦や紫外線、乾燥、大気汚染など様々な刺激にさらされています。

バリア機能が衰えていると、これらの刺激からお肌を守ることが出来なくなり、肌の赤みや敏感肌、しみ、しわといったトラブルに繋がります。

また、バリア機能のもう一つの働きとして、皮膚の内側にある水分や栄養分を外に逃げていかないようにすることがあります。

機能が衰えると水分などをお肌に保てなくなり、乾燥やかさつきなどのトラブルを引き起こします。

このバリアの役目をしているのが、汗と皮脂から出来ている【皮脂膜】と【NMF(天然保湿因子)】【細胞間脂質(セラミド)】の3つです。

これら3つは元々肌の中にある重要なものですが、ターンオーバーがうまく働いていないと、この3つがうまく作られなくなります。

バリア機能が低下したお肌は…

 

バリア機能が低下すると、私たちの肌は

  • ドライスキン(乾燥肌)
  • インナードライ(表面はテカり、内側はカサカサ)
  • 粉吹き
  • ざらつき
  • かゆみ
  • 敏感肌

などといった肌の老化を引き起こしてしまいます。

ターンオーバーの質が肌のバリア機能の質になり、美肌になれるかどうかの分かれ道になります!

ターンオーバーが乱れると…?

ターンオーバーとは、生まれ変わりのサイクルとお話しました。

『ターンオーバーのサイクルが乱れる』と聞くと、『ターンオーバーの周期が遅くなる。』

と考える方が多いのではないでしょうか?

ターンオーバーが早くなるほど、肌の生まれ変わりが早くなるから、早くなるようにすればいいのでは?と思いがちですが、実はそうではありません。

実はターンオーバーの周期は早くても、遅くてもダメなのです。

ターンオーバーが早すぎると…

ターンオーバーの周期が早いということは、栄養を蓄えながら成長してくるはずの赤ちゃん細胞が、十分に栄養を蓄えられないまま未熟な状態で角質層まで押し上げられてくることになります。

通ってくる全ての層で未熟なままですので、十分な働きをすることができません。

未熟なままということは、肌のバリア機能に必要な『皮脂膜』『NMF』『セラミド』も十分に作られていないことになります。

未熟な細胞は保水力も保湿力もないため、うるおいがなく、カラカラに乾いた脆く、壊れやすい角質になります。

もちろん脆い角質は外部からのダメージに弱いので、お肌を守ることができず、トラブルを起こしやすいです。

敏感肌、乾燥肌、赤みが強い、黒ずみ毛穴、イチゴ鼻などのトラブルが気になる方は、ターンオーバーが必要以上に早くなってしまっている可能性があります。

ターンオーバーが遅いと…

逆にターンオーバーの働きが遅くなっているということは、肌の生まれ変わりが遅くなっているということです。

いつまでも古い角質が剥がれ落ちず、肌の上に残っているということになります。

肌が生まれ変わっていかないので、日焼け痕や傷跡の回復も遅く、メラニンも沈着しやすくなるため、シミやくすみの原因になります。

肌も生まれ変わらないので、ごわつき、ざらつきの原因にもなります。

年齢と共にターンオーバーの周期は長くなる傾向はありますが、実はターンオーバーが遅いという人はいないというデータもあります。

これについては次で詳しく説明しますね。

ターンオーバーが乱れる原因

 

では、なぜターンオーバーは乱れてしまうのでしょうか?

原因が分かれば、対策もできますよね。

ご自分の日々の習慣などと照らし合わせてみてください。

年齢

ターンオーバーの周期で一般的によく耳にするのは28日ではないでしょうか?

この記事の最初にも14日で細胞が押し出され、さらに14日の間肌を守っているとお話しました。

しかし、この28日というサイクルは、若くてぴちぴちのトラブルのない肌が基準になっています。

28日という数字が出回って、加齢によって周期が変わるということはあまり知られていません。

個人差はありますが、ターンオーバーの周期の目安は

【年齢×1.4~1.5】

と言われています。

35歳だと52日前後という計算になります。

遅いっ!!!!とビックリされた方も多いのではないでしょうか?

多くの方は28日を基準としているので、28日以上だとターンオーバーが乱れて遅れていると勘違いしていますが、そうではありません。

ターンオーバーが遅れている人はいないと前述したのは、こういう理由からです。

加齢により、基準は長くなっていますが、これより遅れている人はほとんどいないということです。

28日ではなく、ご自身の年齢に合わせた基準で正しくお手入れをしていきましょう!

もしも、新しいスキンケアを試すときも30代の方なら最低でも効果が出るまでに2か月はかかるということになりますので、1か月で結果がでないからといって、やめてしまうのはもったいないです。

紫外線

私たちの見た目の老化の原因の8割は【紫外線】と言われています。

紫外線に当たりすぎると、肌の細胞にダメージを与えます。

ダメージを受けた肌は『回復させなくちゃ!』とターンオーバーを早めます。

それと同時に、紫外線から肌を守ろうと角質を厚くします。

これが【角質肥厚】と呼ばれる状態です。

角質肥厚になると、剥がれるはずの古い角質が肌に残ったままになるので、肌はゴワゴワ…メラニンも排出されず、シミやくすみの原因になりますし、カサカサな角質が溜まり、乾燥にもつながります。

間違ったスキンケア

ターンオーバーを整えるときに1番最初に見直すのがスキンケアです。

☑ クレンジング剤はオイルorクリームタイプを使っていますか?

☑ クレンジング剤の量は適量ですか?ケチっていませんか?

☑ 洗顔の泡は、たっぷりもこもこに泡立てていますか?

☑ 泡で洗うようにしていますか?手でゴシゴシこすっていない?

☑ しっかりすすいでいますか?(最低でも15~20回)

☑ お湯の温度は適温ですか?37℃くらいのぬるま湯が好ましい。

☑ シャワーを直接かけて流していませんか?

いかがですか?当てはまる方も多いのではないですか?

ターンオーバーを乱れさせる原因として、洗浄力の高い洗顔料の使用も挙げられます。

強い成分の中には、食器用洗剤のようなもので、顔の脂を溶かしてしまうような界面活性剤が使われているものもあります。

このようなものを使用していると、必要なものまで一緒に溶かしてしまう原因になります。

睡眠不足

私たちのお肌は、寝入りばなの3時間…特に夜22時~翌2時の間のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に良質な睡眠がとれていれば【成長ホルモン】が出ると言われています。

この成長ホルモンが肌の細胞を修復・再生させます。

十分な睡眠が取れていないと、成長ホルモンが分泌されないので、ターンオーバーも正しく働くことができなくなります。

また、肌の機能を衰えさせる活性酸素を取り除いてくれるメラトニンという物質も、21時~真夜中に分泌のピークを迎えます。

良質な睡眠が取れていれば、活性酸素もとり除かれ、ターンオーバーの促進のサポートをしてくれます。

食生活の乱れ

一見あまり関係のないようなことに見えますが、ターンオーバーには食生活も多く関係しています。

食べたものがお肌を作るともいわれますが、お肌を作るために必要な栄養が足りていないと、お肌にまで栄養が行きわたらず、ターンオーバーの乱れの原因になります。

ストレス

ストレスとターンオーバーもなかなか結び付かないかもしれません。

私たちの身体はストレスを感じると、【自律神経】が乱れます。

自律神経が乱れると、血行不良などがおこり、新陳代謝も乱れていきます。

血液が栄養を運搬する働きをしているので、血行不良になるとお肌に栄養がいかなくなり、ターンオーバーの乱れに繋がります。

また、ストレスを感じると抗ストレスホルモン『コルチゾール』が分泌されます。

このコルチゾールは男性ホルモンを活性化させる働きがあるので、皮脂が多量に分泌され角質肥厚や、ごわごわ、テカテカ肌の原因にもなります。

ホルモンバランス

私たち女性には、毎月『月経』というものがあります。

特に排卵後には、ニキビなど肌の不調を感じる方も多いのではないでしょうか?

これはエストロゲン(卵胞ホルモン)の働きによるものです。

エストロゲンは別名【美肌ホルモン】とも呼ばれ、ターンオーバーを正常化し、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促すホルモンと言われています。

エストロゲンは排卵前に多く分泌され、排卵後、少しづつ減っていきます。

美肌ホルモンの出るエストロゲン期は『エストロ元気!』

状態に合わせたお手入れも大切です。

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ターンオーバーを整えるには?

 

ここまでは肌トラブルを引き起こすターンオーバーの乱れの原因についてお話しました。

ここからは、ターンオーバーを整えて美肌を取り戻すためのほうほうを紹介します。

紫外線対策

紫外線は大きく分けて、真皮にまで届き、シワやたるみを引き起こす原因になるUV-A波と、表皮に届き、くすみやシミの原因になるUV-B波に分かれます。

前述したように、見た目の老化の原因の8割は紫外線です。

紫外線で肌細胞がダメージを受けることで、ターンオーバーが正常に働かなくなります。

表皮のターンオーバーが正常に働かないと、お肌を守れなくなるので、表皮の下に真皮にまでトラブルが広がってしまいます。

真皮の生まれ変わりのサイクルは表皮よりも長く、3年~5年かかると言われています。

紫外線ダメージを受けるとそのサイクルがもっと長くなることも…

夏だけでなく、1年中紫外線は降り注いでいるので、欠かすことなく紫外線ケアをすることが大切です。

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正しいスキンケア

洗顔方法を見直してみましょう

クレンジング剤は普段どんなものを使用していますか?

オススメはオイルタイプorクリームタイプです。

最低でもジェルタイプ。簡単だからといってふき取りシートはもってのほかです!

オイルタイプでも、濡れた手でも使えます!というものは洗浄力の強いものが多いのであまりおすすめしません。

天然の植物性オイルを使用するとよいでしょう。

また、使用料が少ないと、摩擦の原因になりますので、ケチらず量はしっかり使ってください。

メイクはクレンジング剤でゴシゴシこすりおとすのではなく、メイク汚れをオイルの膜になじませて浮かすことを意識するとよいです。

また、洗顔料にも注意が必要です。

朝晩2回洗顔料を使っている方は、肌の状態によっては必要なものまで落としすぎている可能性もあります。

しかし、最近は夜間寝ている間に皮脂汚れなどが肌に付着しているという研究結果も出ていますので、朝使用する洗顔料は特に洗浄力の優しい【アミノ酸系洗顔料】を使用するとよいでしょう。

 

もちろん泡はたっぷりとたて、手が肌に当たらないよう泡で洗うことを意識しましょう。

また、すすぎが不十分で、汚れが肌に残ったままになることもトラブルの原因になりますので、しっかりとすすぐことも大切です。

シャワーを直接肌にかけて流している方は、すぐにやめましょう!

シャワーは意外と刺激が強く、摩擦の原因になります。

37℃くらいのぬるま湯で最低でも15~20回すすぎましょう。

洗顔方法を見直すだけで、劇的に肌の状態が改善する方もおられます!

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ピーリングは要注意!

肌の調子が悪い…ピーリングしよう!となる方もおられますが、これは要注意です。

ピーリングは肌の状態によっては、まだ剥がれるべきではない未熟な角質まで剥がしてしまう可能性もあります。

ピーリングは毎日行うお手入れではありません。

どうしても気になる方は、自身のターンオーバーの周期に合わせて使用してみてください。

【年齢×1.4~1.5】

30歳で45日前後なので、1か月~1か月半に1回の使用で十分です。

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正しく肌に栄養補給を!

ターンオーバーを整えるのに必要なお肌の成分は、汗と皮脂からなる【皮脂膜】と【NMF(天然保湿因子)】と【セラミド】です。

ターンオーバーが乱れると、これらが上手く作られなくなり、お肌は乾燥します。

ですから、化粧品などでしっかりとNMFを生成するコラーゲンセラミドを補給してあげることも大切です。

また、せっかく入れた成分が出ていかないように、皮脂膜の変わりの役目をしてくれるヒアルロン酸もオススメです。

たまに、化粧水だけ、クリームだけの使用という方もおられますが、化粧品にはそれぞれにきちんと役割があるので、正しく使いましょう。

例えば、化粧水は水なので、ターンオーバーが乱れて皮脂膜の役割が十分になされていないお肌にいくらたっぷりと入れ込んでも、蒸発して出て行ってしまいます。

クリームなどでしっかり蓋をしてあげましょう。

質の良い睡眠

睡眠といっても、ただ長い時間眠ればいいのではありません。

肌が生まれ変わるのに必要な成長ホルモンや、活性酸素を除去してくれるメラトニンが分泌される時間帯があります。

夜22時から翌2時までの間の寝入りばなの3時間。

このゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に、ぐっすりと深い睡眠をとる必要があります。

  • 体温が下がるときに人間は眠たくなるという性質がありますので、寝る直前には熱いお風呂に浸からないこと。
  • スマホやPCは脳を活性化させる働きがあるので、寝る前は控える。
  • 照明を少し暗くして、身体をリラックスさせる。
  • カフェインはとらないようにする。

などといったことを心がけて、質の良い睡眠をとるようにしましょう!

食生活

お肌のターンオーバーを整えるのにまず必要なのが、【ビタミンA・C・E】です。

ビタミンエースと覚えましょう。

ビタミンには、活性酸素を除去して、お肌の調子を整える働きがあります。

  • ビタミンA・・・レバー、うなぎ、緑黄色野菜、スイカ、トマト
  • ビタミンC・・・野菜、フルーツ
  • ビタミンE・・・アボカド、アーモンド、ナッツ類

特にビタミンEは『若返りビタミン』とも呼ばれますので、積極的に摂取しましょう。

その他にも、お肌をつくる材料になる【タンパク質】や、老廃物を身体の外に押し出す働きをする【食物繊維】0もターンオーバーには欠かせない食品になります。

ストレス改善

ストレスを溜めないというのもとても大切です。

ストレスは自律神経の働きを乱れさせ、私たちの身体を冷やします。

身体が冷えると血行不良や新陳代謝の乱れなど、ターンオーバーの働きを邪魔します。

意識してストレスをためないようにするというのは難しいかもしれませんし、取り除こうとして取り除けるものでもありません。

リラックスできる音楽や、趣味の時間、軽いスポーツをするなど、自分に合ったストレス解消法を1つ見つけておくことも大切です。

まとめ

 

どんな化粧品を使ってお手入れをしても、なかなか肌の状態が改善されないという方は、このターンオーバーの乱れが原因かもしれません。

自分の年齢に合わせた、正しいターンオーバーの周期を理解して、周期に合わせたお手入れをするように心がけてみてください。

また、ターンオーバーは高い化粧品を使ったり、エステに通ったりしなくても、日々のちょっとして習慣を心がけるだけで劇的によくなります。

これを機に、生活習慣や正しいお手入れを取り入れてみてくださいね。

年齢に負けない、きれいな肌を一緒につくっていきましょう!

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この記事を書いた人

Toki
Toki

美容ライター。ママです。現在は美容室にてスパを担当。某化粧品メーカーのインストラクターを務めていた経験を活かし、美容に関すること、キレイになるためのノウハウを記事を通してお伝えします!

主な資格

リンパマッサージ(フルボディケア、フェイシャルケア)、フェイシャルエステティシャン、化粧品検定三級、ビューティコーディネーター三級

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