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スキンケア

気になる肌のくすみ…原因と対策まとめ

気になる肌のくすみ…原因と対策は?

この間まで、気にも留めていなかったのに…

「最近何だか顔色が悪い」、「夕方に近づくにつれて、顔が疲れて見える」「実年齢より老けて見られる」「いつも使っているファンデーションの色が合わない」など、こんな風に感じることはありませんか?

それ、実は【くすみ】が原因かもしれません。

くすみという言葉はよく聞くけれど、実際はどんな状態なのか分からないという方も少なくないのではないでしょうか?

言でくすみといっても原因や種類、対処法も様々です。

ここでは主なくすみの状態について、5つのタイプに分けて説明します。

くすみとは?

30代になると、どうしても気になって来るキーワードです。

出産を経験したりすると、お肌の状況にも変化が現れたり…

気になるくすみとは、一体なんでしょう。

くすみとはどんな状態?

くすみと一言で言っても、それはどんな状態のことなのでしょうか?

どんな状態が『くすんでいる』のか、いまいち分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なんとなく肌がさえないな…と思ったらくすみの可能性があります。

【肌がくすんでいる】状態というのは、以下のような状態が当てはまることが多いです。

  1. 肌に透明感がない。
  2. 顔色が青っぽく、血色が悪い。
  3. 肌が黄色っぽい、または茶色っぽい。
  4. 皮脂が過剰に分泌され、テカりが気になる。
  5. 毛穴が開いて、黒ずみが気になる。
  6. シミが目立つようになってきた。
  7. 肌が乾燥していて、カサつきや、つっぱりが気になる。
  8. 目の下のクマが気になる。
  9. 顔がむくむ。
  10. 首よりも顔の色のほうが暗い。
  11. ファンデーションを塗っても顔色が悪い。

いかがですか?当てはまるものはありましたか?1つでも当てはまった方は早速くすみ対策を始めましょう!

顔がくすむとどんな風に見える?

上のチェック項目が当てはまる方は、お肌がくすんでいる状態であることが多いです。

お肌がくすむと、まず顔色が悪く見えたり、肌にツヤ感や潤いが感じられなくなります。

ですから、実年齢より老けて見られたり、元気なのにとても疲れて見られたりします。顔がくすんでいていいことは何一つありません!

これを読んで、憎きくすみとはおさらばしましょう!

くすみの種類と原因

紫外線くすみ

特徴

肌の色が茶色っぽく見える紫外線くすみ。

メラニンくすみとも呼ばれます。

紫外線を浴びることでシミやくすみの原因となるメラニンがお肌全体に広がることで、お肌全体が日焼けのように茶黒くみえるのが特徴です。

原因

紫外線くすみですので、もちろん原因は【紫外線】です。

肌は紫外線を大量に浴びると、紫外線から自分を守ろうと『メラニン』というものを作り出します。

このメラニンは本来お肌のターンオーバー(お肌の生まれ変わりのサイクル)で約28日間かけて垢となり、体外に排出されるものなのですが、お手入れを怠ったり、ターンオーバーが乱れたりしていると肌の奥に残ったまま全体に広がり、お顔全体が暗く見えてしまう原因になります。

対処法

何よりも紫外線を浴びないようにすることです!

しかし、1年中日差しを全く浴びないというのは不可能ですよね。

まずは日焼け止めでの紫外線ケアを徹底しましょう!

「ちょっと洗濯物を干すだけだから」「近所まで買い物に行くだけだから」と油断せず、短時間の外出でもきちんと日焼け止めを塗りましょう。

また、窓際2mまでは紫外線も入ってきていると言われていますので、家の中でも日焼け止めの使用をおすすめします。

また、最近では飲む日焼け止めや、高濃度ビタミンCなどお肌の内側と外側両方からお手入れできるアイテムも増えています。

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乾燥くすみ

特徴

乾燥が原因でおこるくすみです。

肌の中で保湿成分が不足していることで乾燥し、透明感や潤いが失われた状態です。

乾燥くすみの特徴として肌の色が灰色がかってみえます。肌が乾燥して粉をふいていたり、小じわが一緒に目立つ方もいます。

原因

お肌が乾燥してくると、外部からの刺激からお肌を守るために角質を厚くします。

ラップが1枚だと透明ですが、何枚も重ねると透明感がなくなるのと同じように、角質も厚くなればなるほどお肌を暗く見せます。

冬場に特に多くなるのがこの乾燥くすみですが、これは寒くなると気温や湿度が低くなるので肌中に張り巡らされている毛細血管の血流が悪くなり、肌への栄養が行き届きにくくなります。

こうなるとお肌がもともと持っているバリア機能が低下し、新陳代謝が悪くなることで角質がスムーズに剥がれ落ちず、どんどん蓄積されることでくすみにもつながります。

また、お肌が乾燥しているということは、水分量が少なくなっているということなので、肌に潤いがなくなり、色つやが悪くなることでお肌が暗く見えてしまいます。

対処法

乾燥が原因なので、保湿対策が大切です。

しかし、化粧水をバシャバシャつければいいわけではありません。

化粧水は水分なので、つけただけでは蒸発して出て行ってしまいます。

コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸を補給して肌の中に保つお手入れも大切です。

お風呂上りの濡れている状態の時はとても乾燥しやすいので、お風呂から上がったら「すぐに」お手入れをするのもポイントです!

また、間違った洗顔方法で、肌を傷めるのも乾燥の原因ですので「ゴシゴシこすらない」「たっぷりの泡で洗う」など正しい洗顔も心がけましょう。

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青くすみ

特徴

お顔を触るとひんやりと冷えていませんか?

また、顔だけでなく身体も冷えていたり、むくみやすいなと感じることはありませんか?

顔の血色が悪くクマが目立つ…

こんな風に感じると要注意!青くすみの原因は血行不良によるものが多く、肌の色が青黒く見えるのが特徴です。

原因

顔の血色が悪く、クマが気になるという方は、血行不良が原因の青くすみの可能性が高いです。

睡眠不足や喫煙習慣、疲れやストレスなどによって血流が悪くなり、肌本来の健康的な赤みが失われ、肌が青っぽくくすんで見えます。

また、血行不良になることで、栄養も行き渡にくくなりますのでターンオーバーの乱れにもつながります。

そうしたことで肌も生まれ変われなくなり、いつまでも青黒く、血色の悪い肌のままでいることになります。

対処法

血流をアップして血行をよくすることが大切です。

簡単に出来ることであれば、肩や肩甲骨を温めることも有効です。特に肩甲骨と肩甲骨の間の部分。ここを温めてあげると体全体が効率よく温まります。

お顔のマッサージもとても効果的です。

しかし、最近では間違ったマッサージは摩擦や刺激でお肌を傷めてしまう原因になるともいわれていますので、注意が必要です。スキンケアの際にたっぷりとクリームをつけて、お顔の内側から外側に向かって軽くなでるだけでもOK。

時間のないときには蒸しタオルで温めてあげるだけでも、とても効果的です。

また、疲れをためないというのも大切なことです。

疲れたなと感じた日には、ゆっくりと入浴したり、たっぷり睡眠時間をとるなどリラックスして自身をいたわる時間を作ることも大切です。

汚れくすみ

特徴

毛穴に汚れが溜まることで、お肌全体、または一部が黒っぽくみえるのが特徴です。

部分的な箇所で多く感じられるのが小鼻の横の部分です。

原因

毛穴はお肌に約20万個あるといわれています。

ですから肌の表面自体はきれいでも、毛穴の中が汚れていると顔全体が透明感なく、くすんで見えてしまいます。

また、新陳代謝がうまく行われていない肌の場合は、日々のメイク汚れをきちんと落とせていなかったり、酸化した皮脂がお肌に残っていることで色素沈着もおこし、くすんだ状態が長く続くことになります。

対処法

毛穴の汚れがきちんと落としきれていないことが原因のくすみなので、その日の汚れはその日のうちにしっかり落とす!

いうことを心がけてください。毛穴の汚れが気になると、毛穴パックや指で押し出したくなりますが、これは絶対にNGです。

毛穴汚れは正しい洗顔を心がけるだけでも確実に綺麗になりますので、まずは自身の洗顔を見直してみてください。

  • クレンジングはこすりすぎていませんか?
  • クレンジングオイルの量をケチっていませんか?
  • たっぷりともこもこな泡を立てていますか?泡で触れるくらいのやさしい力で洗っていますか?
  • すすぎはしっかり行っていますか?

まずは、ここから初めてみてください。

黄くすみ

特徴

黄ぐすみした肌は、全体的に黄色っぽく、どんよりと沈んだ印象になり、肌が濁って老けた印象になります。

黄ぐすみは、他のくすみとは原因が違い、改善するのが難しいのが特徴です。

何を試してもくすみが改善しないのであれば、黄ぐすみかもしれません。

原因

まず1つがストレスや加齢、喫煙、糖質の取りすぎなどによっておこる「糖化」が原因です。

私たちの生活に欠かせない主食であるごはんやパン、疲れた時には欠かせない甘いお菓子、これらには全て「糖」というものが含まれています。

糖はエネルギーになるものなので必ず必要です。

しかし、取りすぎると使いきれずに余ってしまう糖があります。

その糖がタンパク質と結びつくことで起こるのが黄ぐすみの原因である「糖化」です。

分かりやすく言うとパンのコゲです。

パンをトーストするとこんがりときつね色になります。

あれと同じことがお肌の中で起こっているのです。

もう一つ黄ぐすみの原因と言われているのが「カルボニル化」です。

カルボニル?何それ?と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

分かりやすく言うと、紫外線をあびることで、お肌の皮脂が酸化します。

酸化した際に発生した物質とタンパク質が結びつくと、肌が黄色くなるという現象です。

カルボニル化の怖いところは、糖化よりもずっと濃い黄色になってしまうところです。

対処法

エイジングサインでもあるので、予防と早期対策が重要になります。

糖化してしまったお肌を元に戻すのは至難の業です。

ですから、出来るだけ早く対策していくことが最も大切です。

特に糖化は「糖の過剰摂取」が原因なので、糖分(ご飯類ではなく、お菓子など)の多い食生活を見直してみましょう。アルコールや清涼飲料水も要注意です。

食事の順番や食べ方を見直すことも大切です。

特に早食いの方は注意をしましょう。早食いは血糖値を急上昇させるので、20分以上かけてゆっくり食べるのが理想的です。

そうは言ってもゆっくり食事する時間がない…という方もいらっしゃると思います。

そういう方は野菜や汁物から先に食べて、炭水化物は最後に食べるといったように、食べる順番を工夫するだけでも効果的です。

また、糖化やカルボニル化の予防効果のあるスキンケアアイテムの使用と、保湿ケアが重要になります。

黄ぐすみは生活習慣とスキンケアの両方からケアしていくことが大切です。

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ターンオーバーってなに?

ターンオーバーとは「お肌が新しく生まれ変わる周期」のことを言います。

私たちの皮膚は上の図のように、表皮・真皮・皮下組織の3層で成り立っています。

肌の生まれ変わりが起こるのは、表皮の中の1番下にある基底層という部分です。

この基底層で作られる新しい細胞が、変化しながら約28日間かけて表面に押し出され、最後は垢となって体外に排出されるまでのサイクルをターンオーバーと呼びます。

しかし、このターンオーバーの周期は年齢を重ねるごとに長くなっていきます。

個人差もありますが、自分の年齢×1.5~2倍というのがターンオーバーの目安になります。

このターンオーバーの周期が乱れるとなかなか新しいお肌に生まれ変わることができず、いつまでも肌トラブルが肌の中に残ったままになってしまうのです。

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くすみの予防と改善するための生活習慣

飲食

緑黄色野菜・フルーツ・大豆・豚肉から十分なビタミンB・Cをとるように心がけましょう。

無理なダイエットで栄養が偏るとお肌まで栄養が行きわたらなくなります。

また、身体を温めて血行促進を促す食品も積極的に摂取しましょう。

例えば、身体を温めるしょうがや、熱をつくるために必要な赤血球の材料になるホウレン草やレバーなどの鉄分、血行を促進し、新陳代謝を高めるアボカドやアーモンドに含まれるビタミンEも有効です。

睡眠

肌のためには規則正しい睡眠が必要不可欠です。

きれいな肌を作るために必要な成長ホルモンは、寝はじめてからの3時間の「ゴールデンタイム」に出ると言われています。

この時間に良質な睡眠をとることで、肌の生まれ変わりを高めると言われていますので、その時間の睡眠の質を高めることが大切です。

運動

普段から適度な運動をして、血行不良を改善しましょう。

身体が冷えているときは血行不良を起こしていると考えられます。

血行不良はくすみの大敵ですから、普段から身体がポカポカと温まる程度の適度な運動習慣を取り入れておくといいでしょう。

血行が改善されると新陳代謝も高まりますので、ターンオーバーの改善にもつながります。

日頃デスクワークや家事が中心で、身体を動かす習慣のない方は、ストレッチなどから少しづつ始めましょう。

くすみ対策に効果的な化粧品に含まれる成分

ビタミンC誘導体

最近、話題の【ビタミンC誘導体】。

ビタミンCはくすみを改善するのに効果的な成分ですが、壊れやすく安定性に欠けるため肌に浸透しづらいと言われています。

そこで着目されたのが【ビタミンC誘導体】です。

ビタミンC誘導体はビタミンCを効果的に肌に浸透させるように合成れたものです。

ビタミンCには高い抗酸化作用がありますので、くすみの原因にもなるメラニン自体を作り出さないという効果が期待できます。

アルブチン

アルブチンはシミに効果的な成分とされていますが、くすみにも効果的です。

最近注目されているのがαアルブチンです。もう一つのβアルブチンと比べて10倍美白の効果が強いとされています。

しかし、即効性のある成分ではないので、最低でも3か月以上は使い続けないと効果を実感することはできないでしょう。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは高い漂白効果があり、皮膚科でも使用されています。

その強い漂白効果から『肌の漂白剤』とも呼ばれています。

最大の特徴は即効性です。使い始めると短時間で効果を実感できるでしょう。

メラニン生成を抑制する効果が高いので、紫外線くすみに効果的です。

しかし、効果が高い分副作用も強いというデメリットもあります。

濃度が高くなるほど副作用も高くなるので2%~5%の間で徐々に試してみましょう。

フラーレン

ノーベル賞を受賞した注目の成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用があると言われています。

メラニンを作り出さない効果なので、紫外線くすみに高い効果を発揮します。

また、フラーレンは保湿効果にも優れているので乾燥くすみにも効果的です。

プラセンタ

プラセンタも抗酸化作用に優れています。

また、プラセンタは肌の生まれ変わりを助けてくれる効果もありますので、くすみをいち早く対外に排出する手伝いをしてくれます。

コラーゲン・セラミド

もともとお肌の中にある成分で、お肌の水分保持には大切なものです。

コラーゲンとセラミドが少なくなると、肌は乾燥した状態になります。

コラーゲンとセラミドを補給してあげることで、肌にうるおいが保たれ、透明感のある肌に近づくことができます。

くすみに効果のある成分というだけでもたくさんのものがありますが、全部使えばいいというわけではありません。

自分の肌の状態を理解したうえで合うものを、量と使い方をしっかりと守って使用することが大切です。

くすみをカバーする色味の使い方

なかなか改善されないくすみ…せめてメイクでカバーしたいものです。

でも、厚塗り感は出したくないですよね。

ファンデーションの重ね塗りはくすみを悪化させてしまう可能性もありますので、肌色補正効果のあるコントロールカラーを使うと効果的です。

肌の状態に合わせた色味を加えることで、気になる肌色を効果的に補正してくれます。

ピンク

ピンクは自然な血色感を与えてくれる色味なので、「顔色が悪い」「疲れて見える」などといった青くすみに効果的です。

ピンクで健康的な印象を与えることで、生き生きとした若々しい印象になります。

パープル

黄くすみタイプの方におすすめなのが、パープルです。

黄色を打ち消してくれる色味であるパープルを重ねることによって、透明感のある上品な肌に見せてくれます。

イエロー

お肌全体の色が何となく冴えず、全体的にくすんでいるという肌や、灰色がかった乾燥くすみにはイエローがおすすめです。

イエローを使うことで元々の自然な肌の色に近づけ、肌を明るく見せてくれます。

まとめ

自分に当てはまるものはありましたか?

疲れて見えたり、老けて見えたりするくすみはなるべく早く解決したいですよね。

対処法が分からずに放置してしまうことも多いくすみですが、少しの見直しで一気に解決することもあります。

自分がどのくすみに当てはまるのかを理解して、『透明感のある、ツヤ肌』を手にいれてくださいね。

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Toki

美容ライター。ママです。現在は美容室にてスパを担当。某化粧品メーカーのインストラクターを務めていた経験を活かし、美容に関すること、キレイになるためのノウハウを記事を通してお伝えします! 主な資格 リンパマッサージ(フルボディケア、フェイシャルケア)、フェイシャルエステティシャン、化粧品検定三級、ビューティコーディネーター三級

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